自宅開放、地域交流の場に 京都・大山崎

2018-06-17 06:46:48 | 護 help

 住民同士のつながりを深めようと、京都府大山崎町の女性が自宅の一室で、地域の居場所づくりに乗り出した。「POCOポコステーション」と名付け、第1弾として英会話を学ぶ企画を月1回のペースでスタート。今後、催しも充実していく予定で、「市民活動のサポートセンターのような役割を果たせれば」と意気込んでいる。

 吉川理香さん(53)=同町円明寺。ボランティアに取り組む中、町内で活動する住民サークルなどを束ねる拠点がないのが気になっていた。地域のさまざまな団体や個人が必要な時に連携できる場所になればと、仕事のない月曜に自宅2階リビングを開放して地域の人が集い、交流する場をつくることにした。

 最初の取り組みとして、大人が気軽に英語に触れる企画「おもてなし English Cafe」を始めた。今月上旬の初回には町内や長岡京市などから10人が参加。英語講師から発音や構文の基礎を学んだ。その後のカフェタイムでは地元のパン屋やコーヒー豆販売店で購入したお菓子やコーヒーを楽しみながら自己紹介や情報交換をして、親睦を深めた。

 企画は第1月曜に行う予定。これ以外の月曜に別の催しも検討していきたいという。

 吉川さんは「若者から高齢者まで、幅広い世代が自分の住む町のことや悩み事、住民の取り組みなどを発信、共有しあえる場所になれば」と話している。

【 2018年06月10日 11時46分 】



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