9月11日(日)
【おさびし十首選 塔9月号①】
はるちやんやめてと先生の声が繰り返す窓の外はるちやん何をしてゐる(小林信也)
軽くなり重くなりして早春の水跨ぎゆく水切りの石(岡部史)
やはらかく水面を踏みし脚納め水切り石に長き晩年(岡部史)
郵便を配るバイクが堤防の内側を走るしよつちゆう止まる(小林真代)
ちちははから今年もそらまめ届きたりそらまめの子のやうなりわたし(小林真代)
背泳ぎに見上ぐる窓よ行き先を決めざる夏の旅の代わりに(佐藤涼子)
感情のふくらむことも億劫で夏の身体がぺらぺら寒し(佐藤涼子)
じわじわと先へ伸びゆく付け爪のミルキーピンクの武器となるまで(森祐子)
明日の夜ハヤシライスをつくろうと思う。ご飯を炊こうと。春の(吉岡昌俊)
和語漢語外来の語の例として若手・中堅・ベテランがいる(白澤真史)
②につづく、予定。






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