おさびし日記

たのしい作文練習帳

おさびし十首選 塔7月号②

2018-07-28 18:18:51 | Weblog
7月28日(土)

昨日は中之島歌会。
好きな歌なのにうまく伝えられなくて悔しくかなしい帰り道。

今日は初めて、葉ね文庫に行ってきた。
残念ながら求めていたのは入荷してなかったのだけど、
いいもの見つけて購入。
井辻朱美「クラウド」
虫武一俊「羽虫群」

中崎町の商店街を抜けて、大通りでまぐろ丼食べて
地下鉄で帰ってきた。
風が強くなってきて、胃のあたりがぞわぞわする。台風、
どうかすいすい過ぎてなにごともありませんように。

【おさびし十首選 塔7月号②】

 まぐろ切る鮨職人の指の爪極(きは)まで摘まれ痛いたしけれ(亀谷たま江)

 竹取の翁の在所といふ町にあはきピンクのソックス買ひぬ(川田伸子)

 爪先が窮屈だつた繕ひてはくが慣ひのころの靴下(川田伸子)

 いまわれは険しき顔をしてをらむ駅名読まむと身を捩りたり(竹下文子)

 上皇の遺体ひと月浸けしという泉のはたに食むところてん(西川啓子)

 つみ木積む手の離れゆき円錐は三角形の影得たるかな(永山凌平)

 この人生でクビになったこと一度だけあると言えば皆半端に笑う(中井スピカ)

 僕は正しく生きていたいだけなのに天気予報がもう邪魔である(大橋春人)

 よい靴を買った わずかにつまさきが上向くような丸いよい靴(北虎叡人)

 転生は信じていない 青すぎる海へ駆け出す葉桜の道(佐藤涼子)
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