「旅支度」
◇
夢だけを鞄につめて ふるさとの町出て
もうどれくらいたっただろうか? もう花も咲いたろうか?
明日の事なんて 誰も知らない 誰にも見えない
今だけを見つめながら 手さぐりしながら
風に揺れてる 暖簾のように 世間の風ってゆうやつに
体をまかせながら
思い出すふるさとへ 帰り支度の夜
◇
時間の流れにしがみついて 歩いてみても
やっぱり一人は淋しいものさ! 流行り歌の唄に涙流す
酒のつまみはふるさと訛り 酔えば酔うほど
俺もお前も 似たもの同士 夢をあずけながら
見上げた夜空に ぼやけて見える 忘れられてしまいそうな
星がひとつ
思い出すふるさとへ 帰り支度の夜
◇
風に揺れてる 暖簾のように 世間の風ってゆうやつに
体をまかせながら
思い出すふるさとへ 帰り支度の夜
by ばらさん