昨日の座禅会に山田老師(義宣寺、先の住職・永平寺本山講師)に頂いた
「永平道元禅師恁麼の七事」。
書に感激、早速手持ちの額に装着してみました、
今一度のご披露です。
しっかり文字も読めますか、なかなかの達筆。
内容は、「坐禅をするときの様子・心の持ち方など」
を書にしたもので
「普勘坐禅儀」の中に、るるある事項を、七つにまとめられた
山田老師のオリジナル。
タイトルの[恁麼(いんも)とは、本来「そのような」という意味の中国の古い言葉。
禅宗で使われる。「恁麼の事」(そのようなこと)とは、
ずばり、「悟りの境地」を意味 すると有る。
今年で丸9年、毎回振舞われる「ごま塩の朝粥」
本当に美味しく炊かれている。
なぜ座後の粥なのか?、疑問でした。
先日、べつの場面でようやく理解。
あさがゆは「粥有十利」とか。
粥食には10の利益があること。
①色 (体の色つやが良くなり)
②力 (気力を増し)
③寿 (長命となり)
④楽 (食べすぎとならず、体が安楽
⑤詞清辯 (言葉が清くさわやかになり)
⑥宿食除 (前に食べた物が残らず胸やけもせず)
⑦風除 (風邪もひかず)
⑧飢消 (消化よく栄養となって飢えを消し)
⑨渇消 (のどのかわきを止め)
⑩大小便調適 (便通もよい)
納得で有る。この「振る舞いの意味」を9年目に知ったとは・・・。
そして今朝また20cmの新雪、予期してなかっただけに大慌て。
庭の「生ごみプランター」までラッセル。