tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「恁麼事」七事とあさがゆ「粥有十利」。

2014年12月22日 | 坐禅会

昨日の座禅会に山田老師(義宣寺、先の住職・永平寺本山講師)に頂いた

永平道元禅師恁麼の七事」。

書に感激、早速手持ちの額に装着してみました、

今一度のご披露です。

しっかり文字も読めますか、なかなかの達筆。

内容は、「坐禅をするときの様子・心の持ち方など」

を書にしたもので

「普勘坐禅儀」の中に、るるある事項を、七つにまとめられた

山田老師のオリジナル。

 

タイトルの[恁麼(いんも)とは、本来「そのような」という意味の中国の古い言葉。

禅宗で使われる。「恁麼の事」(そのようなこと)とは、

ずばり、「悟りの境地」を意味 すると有る。

 

今年で丸9年、毎回振舞われる「ごま塩の朝粥

本当に美味しく炊かれている。

なぜ座後の粥なのか?、疑問でした。

先日、べつの場面でようやく理解。

あさがゆは「粥有十利」とか。

粥食には10の利益があること。
①色 (体の色つやが良くなり)
②力 (気力を増し)
③寿 (長命となり)
④楽 (食べすぎとならず、体が安楽

詞清辯 (言葉が清くさわやかになり)

⑥宿食除 (前に食べた物が残らず胸やけもせず)
⑦風除 (風邪もひかず)
⑧飢消 (消化よく栄養となって飢えを消し)
⑨渇消 (のどのかわきを止め)
⑩大小便調適 (便通もよい)

納得で有る。この「振る舞いの意味」を9年目に知ったとは・・・。

 

そして今朝また20cmの新雪、予期してなかっただけに大慌て。

庭の「生ごみプランター」までラッセル。



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