プレッションは指先を鍵盤につけたまま手首を少し引き上げ、これもまた一気に手首を落とします。
その際に打鍵され音が鳴ります。決して手首を落としすぎず。
この方法で1の指から順番に弾いていきます。
プレッションをマスターするのは少し時間を要すると思いますが、根気よくがんばって!
↓こちらから動画での説明をご覧いただけます。
いつもレッスンの際に行っている
打鍵の練習について、少し書いてみようと思います。
ピアノは、体の重み、腕の重みで音を出すことは多くの人が
レッスンの際に学ぶことだと思います。ただ言うは易し、行うは難し。
慣れない段階では本当に難しい。
長年、手や腕に力を入れて弾いてきた生徒さんには、一層忍耐強い練習が必要になると思います。
それでも毎日、少しずつでも良いのでトレーニングをしてほしい。
何も意識しないで弾き続けるより、楽に音が出せるようになるはずです。
私がレッスンで行っているのは、シュット・プレッション・ロタッシオンという
それぞれの打鍵の方法です。
アルフレッド・コルトー氏関連の本などにそういった練習法が記されており、
ご存知の方も多いと思います。
これらの練習はまずシュットから行います。
シュットとは、腕の力をできる限り抜き、腕全体に重さを感じる状態で、
指先から鍵盤の上に落とします。
正しい手の形、ボールを軽く握るような形で落とします。
1の指から順番に行ってみてください。
力を抜いて「シュッ」と落とすので、この弾き方は「シュット」だと、
その名称を覚えてもらうために生徒には言っています。
はじめはとても難しく感じると思います。
腕の力を抜くのですが、手の形をキープする程度の力は必要。。
本当に頭がちんぷんかんぷんになると思いますが、何度もやってみてください。
大体の生徒はこのシュットが得意になっていきます。
しっかりと脱力ができ、ピアノ本来のポーンと響く音に近づいていきます。
↓こちらより動画での説明をご覧いただけます。
2018年の木喰フェスタで演奏させて頂いた、南丹市八木町の清源寺さん。
そちらの木喰さんが色んな雑誌の表紙に取り上げられていますね。
つい少し前も、京都 四条烏丸の大垣書店でこちらの表紙が目に飛び込んできました。