今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

ビートルズ/吉田拓郎 (心のアーティスト 8/9) 後編のその2 

2017-08-19 01:02:42 | 人生を語らず


The Beatlesと2曲(Free As A BirdとReal Love)をシングル盤で新曲として
発売日にシングルレコードを手にした時に、再度、こんなことを思った。
愛こそはすべて(All You Need Is Love)なんだろうかと。

最近、Sgtのボックスセットが出たが(で、まだ開けていない)、そこに付属の
DVDにも入っているだろうけども、Sgtの発表20周年でのBBCの記念番組が
あると思う(なかったらゴメンなさい)。

そこで、ジョン以外のメンバー、1987年のポール、ジョージ、リンゴに確か
「All You Need Is Loveだと思うか」というインタビューがあり、ジョージ以外は
「違う」と答える。

1987年の私には、ポールとリンゴが「違う」とこたえたことがすごく衝撃的
だったし、ジョージが「その通り」と答え、何かの本を取り出して、その一節を
読み出すという行為に、相当びっくりした。

この曲を作ったジョンが1987年に生きていたらなんと言っていたかと思うと
同時に、今のポールやリンゴはなんて答えるだろうかとも思う。

で、私は、今はジョージと同じ答えだ。すべては愛で、愛は優しさだし、見守る
ことだと思う。そこには神だかもっと人間では計り知れない何かがあって、
その神に誰かが祈り、人間が愚かなことをしても、いいことをしても見守って
くれている。

The Beatles - Real Love


こんな素晴らしい曲の大元を作ったジョンは、1987年の時もきっと上の答えに
「その通り」と自信を持って答えたと思う。

2001年、ジョージが死に、ポールは再度ツアーに出続け、ジョンとジョージに
捧げる曲を必ず歌っている。いつも心が温かくなる。

それでもビートルズが教えてくれたものは、やはりなんだかわからない。

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