たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

いまどきの若者と音楽とJASRAC

2009-03-15 08:16:53 | 音楽・アート
年寄りっぽいサブジェクト:-)。
/.jpで,いまどきの若者は,非圧縮よりMP3の音を好むという話を読んで,へぇぇー,と思いました。興味深いけど,考えられることを書くと。普段MP3を聴いていたら,MP3の方の音をなじみある音と思うこと自体は不思議じゃないし,もしかして,音楽コンテンツ自体が,圧縮されることを考慮して作っていたら,MP3されることで変な音にならないようになっている可能性もあります。小さい音が消えるので聴きやすくなるのでは?という考察をしている人がいたのですが,それはどうかなぁ,一概にいえないかな。あと量子化雑音で音が変わるのが好みになってるというのは,音楽に種類によってはありえます。まぁコンテンツによるんだよねぇ。わたしみたいに北欧のジャズとかを聴く人は,ちょっとMP3の音はさびしすぎるかなと思うけど。
…。
その話は置いておいて,別件で,いまどきの若者はYouTubeがCD購入のきっかけになるというのを読んで,へぇー。と驚くのはその内容というよりも,そういうことをレコード協会が認めたということのほうに驚くという感じです。まぁそういう人もいるし,今後増えていくでしょう?というのは,何年も前から言われていたのに,コンテンツ業界は,ネットは音楽ビジネスの弊害になる,って感じの立場だったので,これで方針が変わるんでしょうか?。まぁYoutubeも映像とか包括契約してたりするので,音楽もそういう風になるのかもしれませんけど。
そして,「初音ミク」チャートインの話。初音ミクの音楽がメジャーレーベルからCDになっていく話ですが,注目はメジャーからでるのにJASRACに登録しなかったって事ですね。それゆえに二次利用しやすい形を残したまま,メジャーからCD化したということ。
JASRACに登録しないままメジャーから出すのはいろいろ抵抗もあったと思うけど,良くやったものだと思います。そしてこういう形でヒットがでたり,二次利用やYoutubeとの連携とか,そういうのがヒットの重要な一因になると,ますますこういう動きは広がっていくだろうし,そうするとJASRACの方も,権利管理の規約を変えざるを得ない方向になるのだろうなと思います。
…というわけで,著作権が今のコンテンツの状況に合わないといわれ続けて10年以上経ってますが,ついに変わり始めるのかな?と思ったので,そう書いておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする