たろの日記ページ,gooブログ版

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担当大臣は担当だけやっていれば良いわけでもない

2009-03-02 07:23:25 | 時事
ネタとしては笑えるのだけど,小渕大臣が「少子化は経済事情が関係していると認識した」
というニュースに皆さん「今頃わかったんか」と突っ込んでいました。
いままでどういうつもりで少子化対策を検討していたんかいな?という感じだけど,逆にこのセリフには「うちだけじゃ,なんともなりません」と言ってる様にも読めます。
思うに,少子化対策に限らず,医療や高齢者政策,教育とか技術開発,外交とかを考えても経済状態は影響します。経済状態だけじゃなくて,それぞれの項目も独立というわけじゃないでしょう。でも役所や大臣は分かれているわけです。縦割りだからといって,自分の領域を決めてその中だけでやっていたらいいというわけでもないでしょう。実際に権限が無くても関係がある官庁には出向いて調整するのが行政だろうし,最後の手段としては立法府で調整ってことになるんでしょう。
逆に今ある政治の問題も景気がよくなればほとんど解決するってこともあるんじゃないかなぁと思うのですが,だからといって金融経済系の大臣だけの責任ってわけでもないのでしょうね。念のために書いておくと,少子化関しては景気がいいときも問題でしたから,景気がよければ即解決というわけでもないです。
あと,担当大臣って実際どれくらいの権力があるんだろうとふと思いました。
コメント
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