フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

lady grey

2010-01-21 19:00:45 | Weblog
トワイニングのアールグレイの変種というのかグレードアップというのかアールグレイをベースにしたこの紅茶、お勧めです。アールグレイと言えば、アイスティに向いてる紅茶だけど僕は、熱いのが好き。香りが強くなる難はあるけど体の中には、あまり冷たいものを入れたくないから。ところが、このLADY GREYは香織がマイルドでさわやか。ラスサンプーチョンとか好きな人にもさわやかさがプラスされたLADY GREYはいけると思う。今日飲んだんだけど、久しぶりにお茶の時間を愉しんだという気になった。時間がゆったりと流れてリラックス。お茶請けにアップルパイだった。このアップルパイがまた優れもの。「おめざフェア」で買ってきたものだからちょっと味が違う。パイ生地にカーマンベールチーズを敷いた
上に蜜で煮いたのだろうかとても美味しい林檎をのせてその上から薄いパイ生地をのせている。これが、自分で作れるかと思いながら食べた。またこれにLADY GREYが、合うんだな。
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今年は、何故かモテるんだ?

2010-01-20 19:37:39 | Weblog
今年は、何故かモテるんだ?
今日、うれしかったこと、「たのしそうだね」って言ったら、いつもは、冗談なんかあんまり言わないおしとやかで、美人タイプの女性から「フェンネルさんに会えたから」と言われて言葉に詰まった。今年は,ナンカ変。そろそろ、男の哀愁が醸し出されるようになったのかなと自画自賛。でも、冗談でもうれしかったな。女性のちょっとした心配り、男はとってもうれしいものさ。勿論、態度には出さないけど。目は、綻んでいただろうね。それだけのことだけど、一日中、気分が高揚していた。美人の一言は、キクんだよね。何度も、その言葉を繰り返して諳んじてはにんまりしている。言葉って命なんだと納得してウルーにはなしている。女性には、分からないかもしれないけど男は、霞食っても生きていけるから、はじめに、言葉なんだ。今日の言葉は、僕も貯金して寂しい時は頭の中で繰り返そう。それくらいは、僕らおじさん族でも少しは許されるだろうから。そんなふうに冷静に見ている自分を見て知らないうちに自分も大人になったんだなとゆったりした気分で感じている。でも、今年は、モテるな。何かを成す年なのかな。「龍馬伝」のように・・と想像を膨らませている。男って思いっきり単純だね。大寒なのに桜咲く陽気だもの人も浮かれたのかもしれないね。

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1piece

2010-01-19 19:24:36 | Weblog
小林繁 ミッキー安川 浅川まき 近所のおっさん このところ死亡ラッシュのようにバタバタと時代を共有した人たちが亡くなっていく。まるで完成したジグソーパズルから1ピースづつ落ちていくように。自分達の時代、自分の世界 きれいに作られていた世界が朽ちていくようにポロポロと歯抜けになっていく。キャスティングは自分ではないけどずいぶんと多士済々で面白かった。まさに万華鏡の中に僕らは居たんだ。この1ピースは、もはや補充ができない。そう思うと目の前に広がる孤独。この孤独と付き合いながら与えられた寿命を粛々と生きていくのか。こんな時、人は一人では生きていないんだと感じる。「夜があけたら、いちばん早い汽車に乗るから 切符用意してちょうだい わたしのために 1枚でいいからさ」みんなこんな感じでこの世から消えてしまったんだろうか。僕らは、いつまでたっても浅はかに生き、浅はかに死んでいくような気がするね。
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お洒落ですね

2010-01-18 18:43:08 | Weblog
「お洒落ですね」って言われました。今日の昼下がりバジルと輸入食料品の店で買い物をしてレジに行ったらそこのお姉さんに言われました。自分では、意識した格好ではなく普段のまんまの格好なんですけど「男は、幾つになっても意識的に目立たなくてはいけない」を自分なりの好みのスタイルで実践といってももう子供の頃からですから自分ではこれが当たり前なんですけどね。今日の格好は、黒の圧縮ウールのジャケットに白のシャツピンクのニットベスト、マッドブラウンというのかなベージュのブリークス、黒のニットのレッグウォーマー、ベージュの靴下、レッドウイングのハーフブーツ、それにチャコールグレーのハンティングでした。ブランドというのは靴下がラルフというだけであとは無印良品なんだけど組み合わせが少し上手いというだけなんだけどね。これは、子供の頃から姉達に叩き込まれたことだから自分では普通。「乗馬のようなスタイルなんですね」っていうから「これはね、歳とって、腰がたれて長いズボンは引き摺るようになったから、半分にしたの」っていったらうけたね。憧れから。一気にお笑いへ、その人笑いこけてた。あとで、バジルから「二枚目は、絶対出来ないのね」って怒られた。ファッションは、その人の人生、ライフスタイルの表れだもの、これからも自分のスタイルを貫くだけ。自分が一番落ち着くスタイルがこれなだけなんだけどね。でも、ありがとう。「お洒落ですね」そう言ってもらえてよかったです。
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FEDELITYのバッヂ

2010-01-17 18:15:54 | Weblog
ハイチの救援活動が気になりつつもバーゲンセールをやっているお店に行ってFEDELITYの服を買ってきた。別にこれといって欲しくはなかったのですが服にもれなくついているオマケのバッジが欲しかったから。このオマケに弱いんだ。


何故なんだろう?オマケ世代だからか。そういえば、子供の頃からオマケとか付録とかが本体よりも好きだったから。だから今回も服よりバッジという感じで買ってきた。これ前から欲しかったんだ。FEDELITY の服は日本人向けに作っているとのことでアームホールが小さすぎて僕には着にくい服なんだけどバッジは 別さ。それでoutletの店で5000円くらいのシャツを見つけて買ってきた。シャツも悪くはないけどいるかと言われたら別にいらない。バッジだけ売っているほうがいいんだけど。それならオマケにならないから駄目なんだ。そういうもんだろう。
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台所とトイレ

2010-01-16 02:11:36 | Weblog

台所がないアパートが多いんです。とタイに住んでる日本人のレポーターが言ってました。何でも屋台が多くて、それに共働きが普通だから家庭で料理を作っている暇がないのでみんな屋台で買ってきて食べるのだそうだ。ラーメンなんか麺とおつゆは別々の袋に入れてくれるからそれを持って帰ってどんぶりに移して食べるのだそうだ。買い食い文化だから仕事中でも何か食べながらやってるなんて普通のことだって。驚いたな。台所がないなんて。日本では。台所のないアパートなんて考えられないね。タイは。屋台もバラエティで種類も豊富なんだろうけど飽きると思うけどな店の味って。それにもう一つ、インドでトイレの普及に努めている日本人のおばさんの話にも驚いた。インドってそもそもトイレの概念がないんだって、都市ではさすがトイレは完備しているが1時間くらい車で行くともうトイレは道端なんだって。田舎の農村でも外にだけどトイレはあったよ日本では。厠とか雪隠とか昔から沢山の呼び名があって日本人はトイレを大切にしてきたし公衆衛生の考えもあったから。インドでは衛生観念は希薄。トイレを家の中に置くなんてそんな不潔なことが出来るかなんて発想なんだろうな。そうじゃなくて清潔に利用するということを教えているんだけどなかなかうまくいかないらしい。こう見てみると、日本人て特異な存在だったんだね、中国の田舎もトイレはないだろう。アフリカも、南米も、ないだろう。まだまだ世界は驚くことが多くあるね。

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redwing

2010-01-15 01:46:21 | Weblog
ワインを飲みながらレッドウイングを磨いている。ワークブーツなんだけど見ていると強かったアメリカを思い出してあの頃好きだったアメリカが感じられる。レッドウイングの広告に書かれているのは、まさに僕が好きだったアメリカの姿だ。あのアメリカは、どこへいったのだろう。
「原野を切り拓き道を作る。家を建てて、町をつくる。一つの国が作られようとしていた。
1952年ウェッジソールのワークブーツが生まれた。ひっかかりのない平らな靴底が高所での作業時の安心となりワーカー達はこれを履いてビルの足場で働いた。」
「アメリカという国はこうしてできあがった」

僕の好きなアメリカがここにあった。大草原の小さな家があったアメリカ。トムソウヤーやハックルベリフィンがいたアメリカ。
アメリカはやはり健全な肉体に健全な精神が宿る国であって欲しかった。

今では、ワークブーツとヘビーデューティだけがかろうじて昔のイメージを醸し出している。
これを履くとメンズワーキングというか体の頑丈な肉体労働者になった気分でいられるからたまにはいいね。
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林檎のパイを焼いている

2010-01-14 01:48:41 | Weblog
焼きあがったら食べるのではなく深夜に林檎のパイを焼いている。紅玉が思いのほかじょうずにコンポートが出来てもう待ちきれなくて年寄りみたいにゴトゴトと独り言を言いながらオーブンの前に立っている。誰に向かってしゃべってるんだろう。勿論、紅玉にさ。「キミは、美味しい林檎なんだから美味しいパイにしてあげる」とかなんとか。他の人が見たら気味悪いだろうなと思いながらも止められない。パイが焼きあがる時間ってなかなか楽しいね。今日は、とっても寒い日なんだけど。ハイチで起きた地震でモンクのジャマイカは大丈夫かとかいろんなことがぱっと浮かんでは消え束の間心が時空をとぶ。エミリーディキンソンもこんな感じの中で詩作してたのだろうか。
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エリック ロメール

2010-01-13 01:26:02 | Weblog
緑の光線で有名なエリック ロメール監督が死んだね。89歳だって。すごく若々しい感性で僕らを魅了した映画をつくた人だ。最近、彼の「海辺のポリーヌ」を図書館から借りて見たばかりだったから、えっ、この監督?スゲー若い人が作ったのかと思ってたのに彼の60代の時の作品だからね。まいったな。けっこうお洒落な映画だったよね。昨日のこと、森田芳光の「椿三十郎」を見たけど黒澤明の「椿三十郎」を見たものにとっては似て非なるものだった。ディテールが黒澤さんは違うんだよね。何というかこれは、いくらまねてもかなわないとしか言いようがない。トリュフォー、ゴダールそしてロメール。彼らも真似てもまねられない輝きを持っている。何だろう心理の機微を捉えるその瞬間のディテールがうまいんだよな。表面だけ流れてないんだ底の流れを軽妙に見せたり隠したりが絶妙なんだ。クリエーターって凄いね。また一人この世を去ったけど・・・。粗製濫造の日本映画界の現状を憂いながら売れる映画よりもいい映画が見たいとおじさんは思うのですが・・・
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baby adult

2010-01-12 01:26:26 | Weblog
成人式も草食系で大人しくなりました。いい傾向です。つっぱって、あばれてもそれで世の中で食えるわけではありませんから。沖縄とそれをまねた一部の田舎で暴れたものがいたらしいと聞いていますが主義主張ではなく子供がだだをこねてるのと同じレベルなのですから。「私たちが望むものは生きる悲しみではなく、私たちが望むことは生きる喜びなのだ」と自分たちの頃は、若いといっても思想があったのに。「僕は、20歳(はたち)だった。それが、人生の中でもっとも美しい年代なんて誰にも言わせない」と言ったのはポールニザンだったっけ。これだけでも違うよな。質的に。それにしても、女の子の着物の上に羽織っている白いショール。どうにかならんのかな。みんな一緒じゃないか。あれは、会場でもらえるのかとおもうくらい、みんながみんな白いショールだもんな。あれじゃなきゃいかんと言うなんかあるのかな?
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