フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

責任をとらない国

2015-07-23 07:14:39 | Weblog
2011の3.11から日本は責任をとらない国になった。いやとらせない国になった。だからいまだに原子力村が存続し闇の力を温存している。盗電の誰一人原発事故を起こした責任をとってない。そもそも論で言えば日本に原発を誘致した中曽根の責任も追及していない。責任をとらなくていいのだから議員はヤジでも言いたい放題。挙句の果てに首相までが国会で野次を飛ばす情けなく品のない国に成り下がった。責任をとらなくていいから「安保関連法案」も強行採決。新国立競技場の採択も白紙撤回となったのに膨れ上がった予算を押し通そうとした連中の責任を問わない。五輪大会開催組織委員長の森クンは「国立競技場建設の責任は私は関係ない」と大きな声でのたまわった。組織委員長が責任ないわけがないだろう。この幼稚なオツムでできるのが今の日本の現状だ。日本が3.11以降変わったといわれるのがこの責任を誰もとらない社会体制の出現だ。たったひとつ責任の所在地をあきらかにするだけで元の日本に帰れるのに。このまま別の日本に塗り替えられるのだろうか。まずは、盗電の責任から明確にすべきだと思うのだが。
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