中国へ

2006-04-17 | 海外出張
今から、チンタオへ飛びます。
世の中、便利になったもので、空港からも、モバイルできちゃいます。
空港でパソコンいじってる商社マンらしき連中も、実はブログの更新してたりします。。。

紙面は中国のことばかり。GDP成長率10%以上という発表ありました。
行く度に「張りぼて」状のビルが新設されている中国、さて、久しぶりに白酒の洗礼でもあびてくることとします。。

ゲン担ぎで、「カツサンド」補給。コテコテの三流商社マンです。。笑


出張準備

2006-04-16 | 海外出張
明日から久しぶりの海外出張、しかも、約半年ぶりに、中国へ行きます。

三流とはいえ商社マン、出張準備は手馴れたもの。。と言いたいところですが、行く場所場所によって、装備はまちまち。
お偉いさんのアテンドともなれば、スーツにネクタイの携行は必須ですが、現場メインの仕事となれば、作業着類が増えます。
三種の神器、デジカメ・パソコン・携帯も忘れません。(今回は携帯故障。。  三流商社マン失格です。。)

現場に入ることが多かった頃、使い捨てコンタクトの登場は、まさに画期的でした。なんといっても、水を使う場所(船の上)や、冷蔵庫に入ること多く、眼鏡だと水しぶきがかかったり、くもったりと、非常に不便です。
かといって、使い捨てコンタクト登場以前は、毎日ケアしなきゃならず、清水の手に入らない場所への出張時には、とにかく困ったものです。
いまでは、滞在日数+αの枚数だけコンタクトを携行していけばOK。本当に便利になりました。

切り身加工用の和包丁なんかを何本も持ち込むときには、どきどきものです。機内に持ち込まなければいいのでしょうが、下手すりゃ銃刀法違反ではないか、と思うときがあります。

まさに運び屋 状態です。。

ISO導入

2006-04-13 | 国内業務
いまさらながら ISO9001 を導入するとかで、社内で講義がありました。
簡単に言うと、

①お客様の信頼を獲得するために、製品やサービスを、まちがいなく提供する仕組みを作る。
②そして、お客様の満足度を更に向上させるために、経営者の「思い」が会社や組織に行き渡るような「仕組み」を作り、この仕組みに沿って運営する。

そうです。

夢のようなツールです。。。。

ISOなんて横文字付いて仰々しい話しですが、企業として当然のこと、あたりまえなことをただ、「規格化」しただけの話しのようです。
ほとんどが、「業務手順」を取り決め、そのルールに従う、或いは、社内で監査をし、改善する、といった話しでした。
現場の我々にとっては、仕事が益々「煩雑」になるのでは、という危惧感のみが募ります。
これを「おおっ こりゃ会社も本気になったか!」ととるか、「またなにやら世間の真似して変な仕組み持ち込むのか」ととるか。。。笑

個人的にこういったものは嫌いではないのですが、打つ手がなくなり、苦し紛れに導入するみたいで、いかにも「三流」です。
試験直前に、「3日でわかる」とか、「3時間で覚えられる」とかいう魔法の本に頼るのと、良く似ている気がします。

ホームゲーム

2006-04-12 | 国内業務
最近ブログの更新頻度が低いと、会社に取引先からお叱りのメールがありました。
言い訳のようで情けないのですが、ベトナム取引先の社長が来日しているため、日々、アテンドに勤しんでいます。

来日の思い出にと、昨日そのベトナム社長と「箱根旅行」へ行ってきました。
夕方箱根に入り、午前中に帰京という強行軍。とはいえ、取引先の「思い出作り」も三流商社マンの大事な仕事です。

二代目社長、32歳で、1200人の工員を抱えています。年収を日本円に換算したら、私と桁が二つ変わるかもしれません。
そんな社長と一泊旅行に行くことは、きたない話しですが、良い関係を築く絶好のチャンスです。

海外に行くと、朝ー昼ー晩 と接待を受けることも年中あります。
反対に海外の方が日本に来る機会は少なく、なかなか「恩返し」ができません。
昨夜は絶好のホームゲーム。しかも一対一で温泉となれば、戦い方(笑)も変ります。

最初から日本酒で攻めまくり、温泉ではしゃぎ、最後は部屋(和室)で枕投げと、勝利の方程式でたたみかけ、「一生に残る思い出作り」を演出してみました。
気づくと冷酒2升空いてました。

誤算がありました。
当の社長が、今朝、ひどい二日酔いで、他社との午後の商談をキャンセルする始末。三流の車で箱根から帰る途中も車中で吐きまくり、違った意味で「思い出作り」をしてしまいました。私は恐ろしいくらいに酒が残っておらず、今日は別の取引先と2人でワインを3本空けてきました。
同条件でのみ比べたら、絶対社長のほうが強いのですが、やはり異国で日々外国語で商談している疲れなのでしょうか???

ホームゲームの強みで一矢報いたのですが、相手のダメージ強すぎ、それもまた気をつかいます。。

切り身の長さ

2006-04-11 | 国内業務
ベトナムで魚の切り身を作るとき、重さだけでなく、長さも非常に厳しく取り決めます。
現場では、「日本人ってなんてこまかいことにうるさいのか。。」と思われます。これは感覚的なもので、いくら現場で説明してもなかなか理解してもらえません。

今日、来日中のベトナムの工場のオーナーと共に、大事なお客様を訪問しました。
切り身の長さの話しになったとき、客先からサンプルの弁当箱と、弁当のイメージ写真が提示されました。
これですべて納得。この部分に収まらないと、蓋ができない、また、他にこういった食材が盛り付けされる。だからこの長さでお願いしたい、と説明したところ、即座に納得していただけました。

百聞はなんとか。。と昔の人は言いましたが、正にその通り。いくら現場で説明してもわかってもらえないことも、即了解していただけます。
弁当箱など現地に持っていけますが、スーパーや弁当屋めぐりなどは日本に来なければできません。

本当は、工場の責任者クラスも日本に連れてきたいところですが、前述のとおり、ベトナムの人が日本に入国するのはとにかく大変です。


余談ですが、外国の方とスーパー行くと、平気でバシバシショーケースの中の写真をとったりします。他人のふりするか、自分も外国人のふりをしないと即座にとがめられます。

入国審査

2006-04-07 | 国内業務
ベトナムでいつもお世話になっている社長が、今朝、来日しました。

朝7:30頃、成田到着、外に出てきたのは、11時過ぎです。。。
どうやら、同姓同名、同じ誕生日のベトナム人が、過去に不法退去になっているとのことで、ひっかかったようです。

我々がベトナムに入るときにその入国審査の行列にうんざりすることが多々ありますが、あらぬ疑いをかけられ、長時間拘束されることなどまずありません。
日本人は、「日本」という国の信頼のもと、海外に出ても、VISAなしであっさり入国できます。

海外、特に途上国から来日される場合、こちらで招聘理由書を作成し、大使館でVISA発給を受け、帰りの航空券まで準備した上来日しても、今回のように入国トラブルに会うことがあります。
当の社長は、1000人以上の工員を抱え、我々の所得のウン十倍も稼ぐ、大実業家です。それでも、「国」の信用がないため、今回のようなトラブルに会います。

台湾独立運動で有名な金美齢先生の講演を聴いたことがあります。
「自分の国があることが、どれだけ生活を平穏にするか。その恩恵を受けている当の日本人が、日本は悪い国だ、などと卑下するのは、ばかげている」
とおっしゃっていました。

中国人にしろベトナム人しろ、取引先が来日されるときの手間は大変なものがあります。我々が海外に行くときには、今日決定し、明日出発でも何の問題もありません。

「日本国」に感謝です。。

また、展示会です。

2006-04-06 | 国内業務
ついこの間、FOODEXという世界で3番目に大きな食品展示会が開催されたばかりですが、来週、また展示会が催されます。
「惣菜・デリカ・弁当・外食・給食専門展」という副題のついた、ファベックス  というイベントです。

(4月12日~14日、東京ビックサイト)

今回は、ターゲットを絞った展示会ですので、前述のFOODEXに比較したら、非常に規模が小さいものです。(それでも250社ほどの出展あります)
さらに今年は、デザート・スウィーツ・ドリンク展も一緒に開催されます。

先日の展示会に比較し、商談成立の可能性も高いようです。展示会に出展するとなると、その費用たるや莫大なものになります。
さらに、その展示会に割く、人・時間も考えた場合、費用対効果がどれだけ見込まれるか。
戦略が明確な会社は、毎年、しっかりと結果=新規お客様の開拓 ができています。 
絞込みができないと、ただただ、ものにならない商談数を増やすだけです。

我が三流商社も、今回ではありませんが、毎年某展示会に出展しています。
そのたびに、会議を行い、サンプル出しを行い、そして当日は、役付の方々筆頭に、展示場に赴きます。(まるで文化祭の模擬店です)
本来、展示会の後に時間をかけるべきなのですが、三流商社は、展示会までが一大イベント。後は、なんとなく反省会らしきものがある程度。
なんとも尻切れで、まさに文化祭の延長です。。。まっ、だから三流なんですが。。。。




元気な会社

2006-04-05 | 国内業務
昨日、神奈川のお客様を訪問いたしました。

私が海外から仕入れをしてくる「原料」を、切り身を作り、学校給食に入れてくれたりしている、大事なお客様です。
今回が、初めての訪問となり、色々とお話ししたいことあったのですが。。

写真の通り、「真昼間」から、ビール&お寿司をしこたまご馳走になり、 その後も続く続く。。昼前にはじめた宴会が、場所を変え、肴を変え、気がついたらなんと、日が変わっていました。。。

バブル期にはこういったタイプの社長さんも結構いたのですが(築地で朝から飲むことも結構ありました)最近ではひさしぶりの「宴席」でした。。笑

おかげで身体はヘロヘロ、今日はおとなしくデスクワークです。(昨日も本当は出社するつもりでしたし。。。仕事が溜まってしまいました。。 )

元気が無い問屋さん、加工屋さんが多い中、昨日のようなお客様と接していると、こちらまで元気になります。
社員の皆様の対応も「社長」の元気をそのまま受け継いでいるような感じでした。

ゴーンじゃありませんが、社員は経営者の「後姿」を見て育ちます。
個々の担当者見れば、「会社の状況」が分かるものです。。



輸出貿易統計

2006-04-05 | 日常雑談
2月の魚介類輸出貿易統計が発表になりました。

注目すべきは、

鯖の輸出2月単月 約18000t(内中国向け7500t)
(昨年は、単月3700t、内中国向け700tのみ)

というところでしょうか。
日刊シーフーズニュース(業界誌)によれば、
「10-12月頃の輸出は、最終的に日本に戻ってくる原料、年明け以降は、現地消費の原料」と言えるようです。

年明けに輸出されている鯖は、1匹あたり、200g前後と非常に小型。価格も、キロあたり、70円弱です。
この商材は、本来日本では、養殖魚のえさ として使用されているもの。影響で養殖餌料の価格が上昇したみたいです。

数字にしっかりと表れている、海外へ向けた魚の流れ、知らぬは消費者ばかり。。

続 着こなし

2006-04-03 | 海外雑談
昨日の「着こなし」の画像について、個人的にメールでの質問をいくつか受けました。
あの、サメと格闘しているのは、「三流」ではありません。

とゆうことで、本日は、三流の「カッパ姿」です。(ちょいと古いのですが。。手前の鉢巻です。あまり上手く着こなせていませんねー

以前、地中海まで鮪を買いに行ったことがあります。そのときの写真です。
200キロ以上ある鮪を、チェーンソーで頭を落とし、四つ割にし、凍結して日本まで持ってきました。 

このときは、かの有名な環境保護団体、「グリーンピース」に船を横付けされ、いきなり大勢に船に乗り移られ、写真をバチバチ撮られた挙句、翌日の新聞に、
「日本人による鮪乱獲の現状」(。。。みたいな感じでした。スペイン語の新聞だったので。。)なんて報じられた記憶あります。

今ではカッパを着る機会はほとんどなくなりましたが、「借金返せないなら乗せるぞ、コノッ」と脅し文句に使われる世界も、体験したことがあります。。

今日から四月、そこらじゅうに新人さんが溢れていました。一目見てやはりスーツの「着こなし」がなんとなく、違います。
スーツに白い靴下だったり、ワイシャツの下に柄物Tシャツだったりと、見ていて愉快です。。

ここんところ、外出も少なく残業続き。故に話題少なく、過去の写真なんか引っ張り出してきました。
さて明日は久々、ちょい遠出をしてきます。