白身魚

2008-02-26 | 海外出張
昨日夕方成田を発ち、バンコクに入りました。
二ヶ月ぶりの海外出張ですが、このくらい間が空くと、すべてが新鮮です。。

出発前に会議に出ておりましたが、すり身(=白身魚)相場が大変なことになっているようです。漁獲枠削減の関係で、日本向けすり身の生産が大幅に減少しています。
当然、練り製品の価格はガンガン上がっていきます。大手メーカーさんは相次いで値上げを実施。 中小のメーカーさんは、原料高騰を価格に転嫁しきれずに大変な様子。
見かけ上、原料を売れば利益が出ます。(上げ相場ですから当然です) しかし、売ったもののその後の回収のことを考えると、手放しに喜べないのが、現場の状態のようです。
長年の信頼関係、こちらが原料供給を止めれば工場稼動が止まる、かといって、会社のルール違反をしてまで供給し続けていいものか否か。。。(=同じ数量でも単価が高くなっていますので、金額が大きくなります。当然与信の問題がでます)

私の方には、白身魚自体の問い合わせが続いています。
「安い白身魚をくれ」
思いつくのは、バサ。例のなまずです。
まだまだ他の白身に比較すると安いのですが、日本市場だけは、
※ 馴染みがない
※ 淡水魚で臭い
などという理由でなかなか浸透しません。

昨日の機内食は、おいしそうな匂いを機内に充満させている「タイ風カレー」をあえて選ばず、「白身魚の和風ソースなんとか・・・」を食べました。
間違いなく結着品でしたが、いったい何の魚だったのか。キャビンアテンダントに聞いたところでわかるわけないし、ましてや産地など。。。笑


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