秋刀魚について

2011-08-22 | ビジネス業界
土曜日だったかの日経新聞に秋刀魚についての記事がありました。

放射能問題から、福島沖で漁を手控えること
三陸の凍結業者が相当やられており、仮に魚が入ってきても処理もできないのではないか

結論として、輸入品が増えるだろう、という論調だったと思います。

ですが、輸入は「枠」がないとできません。今海外で探せば、安い秋刀魚はいくらでも出てきますが、なにせ輸入枠がありません。特定の業者さんにしか発給されません。本来国から無償で発給される輸入枠、これが名目上は取引できないものにも関わらず、「有償」で取引されます。こんなご時世、枠代も上がっていきます。 公然の秘密。業界皆知ってて政府は知らんぷり。枠の発給作業で自分の存在感を辛うじて保っているお役人さんもたくさんいますので、この制度は無くならないでしょう。なにせ自己否定になってしまいますから。。w 
で、公然の秘密の 「枠の取引」。本当に不思議というか、ばかげた話しです。
そのために各社が費やす仕事の多さときたら・・・わざわざコストを高くする話しですね。

さらに、秋刀魚の関税はその他の水産物よりも高く10%。
すべて国内業者保護のためでしょう。 しかし今年はそんなことを言ってる場合ではないと思うのですが。。。

こんな事実はきっと消費者には知ってもらえないのでしょうね。

あるのにな~ 秋刀魚はたくさん海外に。。



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2 コメント

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電話 (さめ)
2011-08-23 01:51:31
電電公社時代電話の権利?が売買されていたと記憶します。輸入枠の公然公開思いきればできるはずです
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さめ さんへ (fare@)
2011-08-23 04:50:27
毎度様です。懐かしいですね~ 電話の権利。枠の件は仕事始めた二十年以上前からおかしい話しだな。。。と思ってました。最近特に、保護するべき漁業が無いのに、形骸化した枠制度、枠ビジネスだけが残っている気がしてならないのです。といっても何も変わらないのが今の日本ですけどね。。
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