エアコン

2014-06-19 | 海外業務
外気が40度近くになるこのあたりですが、工場内は、20度以下! を基準にしています。
食品工場ですので温度管理は基本中の基本、工場に入るとまず温度計をチェックし、室温の定期記録の表を確認します。

外気が暑ければ暑いほど、工場に入ると涼しく感じます。ただ、これが曲者で、実は室内温度は基準より高くなっていたりします。感覚で仕事をしていると、こういった間違い、勘違いはしばしば起こります。

このベトナム製のエアコン、見かけ倒しなところがあり、威勢はいいのですが故障したりはたまた動いているのに温度が冷え切っていなかったりと、かなりの問題児です。
ベトナムで仕事を始めたころは、エアコンの能力があまりに低く、仕方ないので氷柱を場内に持ち込んで温度を下げたりしていました。湿気がすごかったですが。。。w

最近では故障も少なくなり、安定して作業ができるようになりました。
工員も温度に対する観念が昔とはかなり変わってきました。トラブルがあれば、しっかりとラインを止めることも大事です。そういったラインコントロールが上手くできるようになると、仕事を任せる方も多少安心できるものです。エアコンの故障自体よりも、そのときの対応が気になるわけです。

本来、もっといいエアコンを入れてもらいたいのですが、これが製品発注とのバランスになるわけで、工場に過剰な投資をさせられないのも事実。たいした注文もしないのに、新しいもの、いいものを買ってくれ、と、こちらの都合ばかり押し付けるわけにもいきません。

このあたりのバランスを考えるのも仲介業者の仕事だったりします。