通訳

2006-04-19 | 海外出張
取引先に勤務する日本で仕事をしていた経験のある女性2名が食事の席に同席しました。
通訳といっても、通訳のための特別な訓練を受けているわけではありません。いわゆる「日本語が話せる中国人」の方々です。
仕事柄、現場では専門用語が飛び交います。
「歩留まり」や「デブロク」、「PBとり」やら「漬け込み」、「金探」など、日常生活では使わない単語が頻出です。

その通訳役(あえて 役 を付け加えています)の女性陣は、なにかわからない単語があると、すぐに「電子辞書」を持ち出し、調べます。
我々日本人同士の商談が終了するタイミングを見計らって、質問が飛んできます。

食事の席でも熱心なもので、頭が下がります。
「明日、ランダムにサンプル出して。。。」といったとたん、「ランダム」という、「日本語」の検索に入りました。。笑



調べた後は、熱心にメモを取っています。
「単語」だけじゃなく、生産管理やら原価計算やら、難しい知識もどんどん吸収していきます。
私が一生懸命アウェーゲームで白酒空けている脇で、一生懸命勉強しています。。
こちらの冗談なんかも手帳に書いてます。
あまりにもメモするんで、ちょっと中身を見せてもらいました。



同席したお客様と、「○○さん、よくクレームを受けてるけどめげないよねー」、という話しから、「M系な人はクレームも嬉しいかもしれない。。」なんて他愛もない冗談を言っていたところ、しっかりと、メモされていました。。

これじゃ、勝ち目ありませんよねっ。 中国恐るべし。





出迎え

2006-04-19 | 海外出張
チンタオ空港の到着し、外に出ると、ご覧のとおり出迎えの人たちの山が目に飛び込んできます。
手に手にボードを掲げ、お目当ての客人が出てくるのを待っています。
不慣れな場所に一人で出張したときなど、あのボードがいかに心強いか。。

しかし今回、他の取引先(今回の出張とは何も関係ありません)の 会社名と、名前のボードを見つけてしまい、思わず同行したお客様と顔を見合わせてしまいました。。

狭い業界です。別に秘密にしてどうなる話しではないのですが、あの、「会社名」+「個人名」、場合によっては、プラス「出迎えに来た会社名」を「これでもかー!!」と掲げるのは、あまりよろしくないかもしれません。

誰がどこにいるかわかりません。 個人的には気分いいものなのですが、今後、ボード出迎えは、遠慮することにします。