入国審査

2006-04-07 | 国内業務
ベトナムでいつもお世話になっている社長が、今朝、来日しました。

朝7:30頃、成田到着、外に出てきたのは、11時過ぎです。。。
どうやら、同姓同名、同じ誕生日のベトナム人が、過去に不法退去になっているとのことで、ひっかかったようです。

我々がベトナムに入るときにその入国審査の行列にうんざりすることが多々ありますが、あらぬ疑いをかけられ、長時間拘束されることなどまずありません。
日本人は、「日本」という国の信頼のもと、海外に出ても、VISAなしであっさり入国できます。

海外、特に途上国から来日される場合、こちらで招聘理由書を作成し、大使館でVISA発給を受け、帰りの航空券まで準備した上来日しても、今回のように入国トラブルに会うことがあります。
当の社長は、1000人以上の工員を抱え、我々の所得のウン十倍も稼ぐ、大実業家です。それでも、「国」の信用がないため、今回のようなトラブルに会います。

台湾独立運動で有名な金美齢先生の講演を聴いたことがあります。
「自分の国があることが、どれだけ生活を平穏にするか。その恩恵を受けている当の日本人が、日本は悪い国だ、などと卑下するのは、ばかげている」
とおっしゃっていました。

中国人にしろベトナム人しろ、取引先が来日されるときの手間は大変なものがあります。我々が海外に行くときには、今日決定し、明日出発でも何の問題もありません。

「日本国」に感謝です。。