フェイスブックノートから転載・編集です。
■10年前の記憶
みんな10年前の9.11ニュース第一報はどこで耳にしましたか?
会社から帰って10時の夜のニュースをつけたとき、ニューヨークからの生中継画像が流れていたよ。
飛行機がビルに追突したような画像のときに“セカンドプレーン(2機目)!”という発音が聞こえて
“何!?”と思ったのが最初でした。
■会社の朝礼で
翌日の朝は朝礼当番だったので、どうしてもこのニュースを話題に話をしなきゃいけなかった。
(その会社では毎日順番に全員の前で朝礼の時に話をする習慣がありました)
50名くらいいた支社のフロアで私がしゃべったことは
・アメリカでは大変なことが起こって、世界中が動揺してます。
・イギリスのチャーチルが戦時中の国民に語った言葉を思い出します。
・「断じて、くじけてはいけない」
・今みんなに必要なことは、動揺せず事態を乗り越えようとする勇気ではないかと思います。
(チャーチルの言葉は咄嗟に出てきたから正確な引用じゃなかったかもしれない)
■自分に語りかけた言葉
アメリカと取引しているとか、知人が巻き込まれたというのではなくとも、「歴史のターニングポイント」9.11ニュースに感情的に動揺してしまう自分の心を静めるために「自分に向かって」自分がしゃべった言葉なのかと思うんです。
当時、私の朝礼を聞いていた元同僚たちが“自分にとっての9.11の記憶の証人”ということになります。
歴史的事件の瞬間に
1.自分がどこにいて
2.その事件について何を思い
3.どんなアクションをしたのだろう
ということは、一人一人が何かに書き留めて、あるいは他人に語り継いでいくことによって、次の世代にとって大切な伝言になると思います。
■歴史を刻む一員として
★われわれは歴史と無関係ではなくて、時代の空気を吸って、そこから影響を受けて成長し、生活しているのだから、その時代がなんだったか?という生き証人としての説明責任があるんだよね★
2011.9.10tarebon
【就活ポインター追記】
自分史の振り返りで自己分析をしている人は
2001.9.11の出来事から何をどう感じたのかを
しっかり思い出してみよう。
そのときに感じたであろう「時代のターニングポイント」の直感こそ
次の時代のキャリア形成のヒントになることがあるよ。
世界的な価値観が変わっていく時代に
なお通用する仕事をしていこう。時代のトレンドに敏感にね。