昨日(10/9)埼玉にあるテニスクラブが主催するワンデイの草トーナメントに出た。
レベルは女子連でいうBC級で28ドロー。ラウンドロビンではなくトーナメントなので1つでも負けると優勝できないのだが、なんとか優勝できた。
先月は別のBC級の試合に2つ出ていづれも決勝で負けてしまったのでうれしい。
健康体だった頃にも優勝している試合だが、その頃とは大違い。
コートが取れている日に雨続きで練習時間が少ないのとザムスト装着ということもあってこわごわ動くので、なかなかポイントに結びつかずしょっぱなから競った試合ばかり。おまけに1-4、とか0-3とか初戦以外はすべてリードされてのスタートで精神的にもきつかった。
筋力不足と疲労から何度か足がもつれてしまい、準決勝では転倒してしまった。幸いお尻から上手く転倒できたので大怪我しなくて済んだので本当に良かった。
今日は全身筋肉痛。特に背中と腿の付け根が両足とも痛い。肝心の膝は先月のようにひどく腫れるわけでもなく大丈夫そう。
試合はザムスト2枚重ねで出たのだが、やはりリーバンドより脚が楽!リーバンドで膝を軽く曲げた状態で固定して動いていたらふくらはぎが攣っていただろう。膝がぐらつく不安定さはリーバンドよりあるが、これは筋力をつければ解消できそう。
現在はゲームばかりでリハトレをさぼっているため筋力に左右差がでてしまっている。おかげで試合後半は疲労で足が棒のようになってしまい、自分の足ではないみたいで動きにくかった。こんな状態で大怪我することなく最後まで膝がもって、本当に良かったと思う。
この冬はリハトレを頑張ろう。そうすればもっと楽に動けるよう違いない。
写真のように私の靭帯は辛うじてくっついているだけの断裂状態で、機能は果たしていない。でも、高望みをせずにワンデイの試合を楽しむくらいのレベルでテニスをするなら手術しなくても何とかなりそうだ。
横に動くのは気をつけないといけないが、それでもプレイスタイルを変えればまだまだいけるので、40歳をすぎてから靭帯・半月板を損傷したテニス愛好家でも、個人差はあると思うが最低2年くらい無茶せず、筋肉をいい状態に保ってリハビリを続ければ、温存でもそこそこ頑張れると思う。
それには自分の体とたくさん語り合ってお付き合いしていくことが大切だ。
受傷時は靭帯断裂でテニスをしている友人が信じられなかったが、今はわかる。損傷の程度も個人差があるので何とも言えないが、写真のような状態で半月板も処置した私が動いている姿を受傷直後の人が見たら希望が持てるかもしれない。
(ただ、スポーツが大好きで一生懸命だった人ほど気持ちの切り替えは難しいかも…)
人から動けているといわれても以前のように動けないのは自分が一番良く分かるし、患膝がいつも頭にあってプレイだけに集中できないストレスもある。今こう動いたら大怪我しそうだなって動作をやめたり、横に急に方向をかえて膝内側に痛みを感じて不安になったり、何でこんな怪我をしちゃったのかなと無性に悲しくなることだってある。
それに、手術をしないで本当に動けるようになるのかと半信半疑で2年も費やすのはたまらなく不安だ。
でも気持の持ち方と努力次第で何とでもなる。