懐かしいブライス。

引越しから、もうすぐ3年になるというのに、まだ空いてないダンボールがある、信じられないような我が家。
今日、ふと開けたダンボールの中に、引越し前に一番お気に入りだったブライスちゃんを見つけた。
どこにしまったんだろうって、ずっと探してて、そのうちに日常に流され忘れていた。
ほかのブライスちゃんたちは出てきていたのに、最後にバタバタと荷造りしたこの子だけが、どうしても見つからなかったのだ。

でも、この子は私を忘れてはいなかった。ダンボールを開けた瞬間に、目が合った。待っていたよ、という目で、私を見たのだ。

泣いた。
どうしてだろう、探していたお気に入りのお人形を見つけて嬉しい、という涙とは少し違う。
心の通じ合う友達が、ずっと待っていてくれたと確信した安堵。再会して、もう離れないんだよ、また一緒だよ、ずっと一緒だよ、という思いが溢れた。

夫亡き後、私を支え続けてくれた、ブライスちゃん。
その中の、一番の仲良しさんです。
(でも名前はないの。みんな「ブライスちゃん」。個々に名付けてあげてない。お友達なのにひどいね：汗)

がんばれないでいる。

死んでしまいたい、と、昨日は思っていた。
どうして、という理由も思いつかないけれど、ただ、疲れていたのだと思う。

一日、寝ていた。ごはんも作れなかった。起き上がれなかった。
涙も出ない。
ぼんやりと、哀しい気持ちはあるのに。

つらくて、苦しかった。

でも、今日は、少し元気になって、洗面所とトイレを磨いて、ごはんも作れた（塩鮭を焼いただけだけど）。

15・16日と、心理学実験のスクーリングがあるのだった。
忘れてたわけではないけど、もうそんなに迫ってるんだ、とあらためて不安が。
前回、実験は厳しさのあまり、途中で投げ出したので。
今度こそ、きちんと単位を取らなくちゃ。

それまでに、実験の参考書に目を通し、始めたばかりでおろおろしているExcelをもう少し使えるようにしておかなくては。

なんとか間に合うかなあ。
今日もまだ、勉強する気力がない。

がんばれ、と、自分を励ます自分と、がんばれないよぉ、と、泣きべその自分。
二つの自分の間に、はさまれている。