秋の気配

めっきり涼しくなってきた。

朝目覚めると、うすーく開けた窓から、冷気が押し寄せてくる。

目覚ましに熱めのシャワーを浴びて浴室を出ると、

ひんやりと肌寒い。

会社で昼飯を食べに外に出る。日差しが柔らかい。風が涼しい。

中華料理店で坦々麺を食べる。

うっすらと、額に汗が浮く。程度で収まる。



先週まではこんなことなかったのになぁ。



寝起きはいつも暑さにうなされて。

シャワーあがりも、すでに汗が浮く始末。

坦々麺など食べた日には、顔中、首筋まで

流れるような汗。


もうすでに懐かしいあの感覚。


来年の夏までのお楽しみ。

まぁ、夏になれば、そんなことは微塵も思わないのでしょうけど。


今週で「クールビズ」終了。

来週からは、しっかりネクタイ締めてスーツ着て。



　　　スーツはクリーニングしてある？（あっ）

　　　ネクタイ結び方忘れてない？（あれっ）

　　　靴、埃かぶってたよ。（うわっ）



季節に合わせて衣替え。

季節感のない都会人にとって、クールビズは、空気の移り変わりを

気づかせてくれるひとつの良いきっかけ。


今度教会のこども達と公園に行くときは

みんなで「秋探し」しようかな。

自己表現

最近、卑屈になってると思う。

それは体調不良に誘引されたこころの力の低下なのか。

自分に対する冷静な評価なのか。



結構小さいころから、自分の思っていること、感じていることを、

特に自分が評価されそうなことを、

ストレートに表現することが苦手だった。


「どういう反応が返ってくるんだろう」

「どう思われるだろう」


まず自分のフィルターにかけて、相応しくない物は外に出さない。

ろ過装置にかけて、有害物質を取り除いたものしか出て行かない（と思ってた）。

しっかりと身を堅く守り、他人の介入を許さない。

褒められたい。叱られたくない。批判されたくない。



ここに来て、そんなものがとっても小さいことだ、ということに気づかされた。

思ったこと、感じたことは何でも言えばいい。

思い違いしていれば直してくれる。

信念であれば受け入れてくれる。

みんなのスタンスがそこにあるから。

疑いようのなく受け入れてくれる存在があるから。



恐れず、惑わされず、素直に。



・・・思い出した。卑屈になることはないや。

多分、最近周りの人間の環境、将来が慌しく変わっていく。

自営を初める人、神学校に行くという人、絵本作家になる人。

「自分もどうにかしなきゃ。」

と、焦ってたんだろうなぁ。



文章にしてやっと、自分が何に負い目を感じていたのか気づくことができた。

いろいろ考えながら、自然体でがんばろっと。