ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

子どもにゃかなわねぇさ!たかはたダンスバトル

2018-03-26 12:04:56 | 地域文化

 踊りならなんでもあり!の「たかはたおどり祭り」いい催しだったぜ。お客さんが200ちょっと、と、少なかったのは残念だったが、文化会館「まほろ」主催、少ない人手で至れり尽くせり、でもないが、精一杯やってもらって、各団体、心地よくダンスを披露できた。

 ヒップポップ、モダンダンス、クラシックバレー、よさこい踊り、フラダンス、それに菜の花座の劇中ダンス、盛りだくさん!これに日本舞踊なんかも加われば、完全門戸開放!で踊りの祭典になるなぁ!ぜひ、これからも続けて欲しい。なんなら、実行委員会方式にして、参加団体が実務を分担するやり方だっていいぜ。

 それにしても、踊った人たち、終わったらさっさと帰っていったのはどうだろねぇ?頑張ったスタッフに挨拶もせず。菜の花座?もちろん、バラシの大部分手伝ったさ。そこは、舞台作り裏方の大変さを知る劇団だからね。

 出演者ザクっと見てみると、フラとよさこいが熟年、ヒップポップ、モダンダンス、バレーが子供たち、って2分割だった。これって、地方の文化状況を見事に語ってるね。中間層、ほぼ脱落。いかんよなぁ、これ。若者や子育て層がもっと文化表現活動に入り込んでこないと、いつまでたっても、地方の活気は生まれない。その点、若手ヒップポップグループが質の高いパフォーマンスを見せてくれたのは救いだったな。

 シニアも頑張っちゃいたけど、なんと言っても、主役は子供たち!それもヒップポップ。人数も多いし、元気に楽しく踊っていた。けっこう上手だし。見ているこっちまで体がリズム刻んでた。

 ヒップポップ、子供たちやる気満々だってことは、演劇もここをもっと掘り起こさにゃならんってことじゃないか?って真剣に反省してしまった。子供たちの感性を受け止められるような、舞台、演劇、ミュージカル、踊るだけじゃなく、その興味関心を幅広く受け止めてあげる仕組みが必要だ、と感じた。そこは菜の花座が一番、可能性の近くにいるんじゃないか。若手増えてるし、ダンス取り入れてるし、なにより?僕がダンス好きだし!

 菜の花座のダンスチームリーダー、下手な私たちでいいんでしょうか?なんて最後まで気後れしていたけど、そんなのまったく問題なし。楽しく踊ってたし、ネコのメイクや衣装、小道具、それに階段まで持ち込んで、他のダンスとは違う面白さを発揮できてたから。実際、拍手の熱も一番?だったんじゃないかな?ただし、子供たちをのぞけばね。て、ことで、主役はガキども!ってことで決まり!

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いざ、ダンスバトル!ってほとでもないが・・・

2018-03-25 08:15:42 | 菜の花座

 どのくらい作ってもらえんのかねぇ?他人任せ、スタッフ任せのダンス照明、前日リハに行ってみたら、驚いた!おいおい、スモーク漂ってんじゃねえか!ローホリライト前にの何台も置かれてんの、これムービングだろ。ってことはサスライトにもムービング、吊り込まれてるのか?おおーっ!あるある。こりゃばっちりいい明かりできるぞ!

 第3回「たかはたおどり祭り」初めての挑戦だ。劇団のくせにダンス大会に出んのかよ?!まあまあまあ、そこは祭りだから、ご容赦ってことで。技量の至らぬ分、ネコメイクとネコ衣装で盛り上げっからさぁ。

 実は菜の花座、しだいしだいに、ミュージカル劇団に近づきつつあんのさ。去年なんか、シニアの舞台『追いかけぇて!追いかけぇて!』のオープニングで「恋のフーガ」踊ったし、その前座として、若手中心に「恋ダンス」も入れた。秋の『にゃん婆と時之助』じゃ、3曲も踊った。いつかはバシッとミュージカル!これも一つの目標だから。

 せっかく振り付けてもらって、必死で覚えたのに、そのまま忘却の彼方!じゃつまらない。「たかはたおどり祭り」?どんなのでもいいの?下手でもいいの?そんじゃ踊っちまおうぜ。

 今回の演目は、ネコダンス3曲「黒猫のタンゴ」、「嗚呼、素晴らしきニャン生」、それと「猫中毒」。無理言って、高い階段まで持ち込ませてもらった。劇団だしね、そのくらいの仕掛けはしないとね。

 照明や音響その他での要望、って用紙いただいたけど、正直、どの程度仕込んでくれるのかわからない、まっ、階段使いの「黒猫のタンゴ」だけはやや詳しく当たりを指示して、あとの2曲はきまぐれスタッフにお任せってことで、ともかく明るく華やかに遊んでくださいよ、って書いて出した。

 それが、この凝った照明仕込みだ!いやぁ、これは俄然、楽しみになって来たぞ!べたな明かりの中じゃ、下手はもろ見えだけど、色は変わる、あちこちにスポットは出たり消えたり、ムービングで光のエリアが動いたり、こんな豪勢な明かりの中でやりたかったんだぜ!うわぁぁぁい、幸せ!

 と、なるとこりゃ見ものですぜ。他のグループも含め、大いに楽しい3時間が過ごせるってもんですぜ。本日25日(日)午後1時開演!入場料は500円。場所は高畠町文化ホール「まほら」。菜の花座の出番は休憩の後だから、2時過ぎかな。

 そうか、そうか、こりゃビデオ録画しなくっちゃ!ってことで急遽撮影班に転向だ。

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甘夏マーマレード、今年は?

2018-03-24 08:30:02 | 食べ物

 水俣から無農薬の甘夏が届いて、さて、今年もマーマレードつくりの時期であるよなぁ、なんて思っていたら、フェースブックから粋なお知らせ。タイムライン、去年の今日は?って記事が出てきた。過去を振り向かぬ男!で売ってるわけだから、いつもはそんな過去記事なんて見向きもせずにスルーなんだが、今回はちと事情が違う。マーマレード作りのレシピ、記録しなかったからね、出てきた去年の記事がとても役に立った。

 そうだ、そうだ、袋の薄皮の1/3は煮てフードプロセッサーで細かくしたんだった。それと仕上げにスコッチをドバドバ!うん、忘れてた。よし、わかった。過去記事上がったのが神様のお告げ、マーマレード作っちまえ!

 甘夏6個がほぼ1回分、これだと鍋も一つで済んで作りやすいんだが、できる量も小瓶で6,7本、これじゃいくら何でも少ない。あちこち上げてたら、あっという間になくなっちまう。だから、例年時期をずらして2回作ってたんだが、これがなかなか厄介、2度目の製作意欲が湧いてこないのだ。結果、しなぶれかかった頃にようやく腰を上げ、出来て見りゃ味は2級品!ってがっかりな結果になる。

 だったら、1度で倍量作っちまおうじゃないか。鍋二つ同時に稼働させて12個分、一気に作る。よし、決まり。

 と、始めてみたものの、12個の甘夏の表皮をはぎ、薄皮をむいて実を取り出す、これ結構なお仕事だ。1時間以上もかかってようやく終了。表皮の方は、3度湯がいて苦みを抜く。中袋と種は少量の水で煮てペクチンを取り出す。袋つきの身も砂糖少量を加えて煮て柔らかく。で、フードプロセッサー。苦み抜きをした表皮は1/3をマーマレードに使用、残りは砂糖シロップで煮詰めてオレンジピールにする。

 マーマレードに入れる皮を包丁で刻む、これがまたまたうんざり作業だ。飽きる。だんだんといい加減なって行って、最後の頃には暑さが3ミリなんて分厚いものになっちまった。改めて、おめえ単純作業にゃむかねえなぁ!と、苦笑だぜ。

 やっとこすべての材料の下ごしらえ完了、二つの鍋に等量、と思わしい量、適当、を入れて砂糖を加えて煮る。砂糖の量は40%と決めちゃいるが、甘み見ながら、これまた適当。煮詰まってきたところで、ホーローの鍋の方にすべてまとめて、最後の仕上げ。それらしくなったら、さて、スコッチドバドバの出番だ。去年は、かなり良いウィスキーを使った気がするが、今年は、最低価格のモルトスコッチ、グレン・モレーを惜しみつつ、ちょろちょろ。

 出来た!うーん、やっぱり、安物は安物なりの香りだぜぇ、なんて贅沢言うんじゃねえよ。

 2回分を1度に作ると、詰める瓶の殺菌も面倒なんだ。今回もなんと14本だぜ、これ一度に殺菌できる鍋なんて持ち合わせちゃいないから、ここはどうしたって2回に分けて作業。ようやくすべて完成だ。お味の方は、皮に苦みが残り過ぎたかな?去年のような感動的仕上がりには達しなかった。まっ、いいだろう。

 これで、1年分のマーマレード、ってことで、多分大丈夫。適当にプレゼントして、後は、我が家でパンに付けたり、お菓子に利用したり、まず、午後ほとんど費やした甲斐はあった!ってことにしようぜ。

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薪の緊急援助、助かったぁぁぁ!

2018-03-23 08:27:27 | 暮らし

 ついに、ついに、ついにぃぃぃ、薪がなくなった。さぁ、どうする?

軒下に切らずにおいた古稲杭なんかを切って急場をしのぐ?でも、それじゃ持って3日!石油ファンヒーターの臭いはとても我慢がならぬし。分厚く重ね着して過ごす、それ、さえないって。今なお、外気温は最高で10度に満たず。これは危機ですぞ。

 ここで出現、薪お助け隊?いやなに、お隣さんが緊急援助で薪を融通してくれるってお話し。それは助かる!お隣のにIさん、薪つくりは2年分一度ってことで、今は来年分がまるまる残っているという。すげぇぇぇ、ゆとり!早速、お借りすることにした。そう、次の冬用に薪を作ったら、現物でお返しするって約束だ。

 それにしても、どうして今この時期に余ってるんだ?1回に刻む原木の量は我が家より少ないのに。うちは、贅沢に燃やし過ぎだってことなのか?うん、それは一部正しい。じゃんじゃか燃やしてるって点はその通り。でも、贅沢にゃ燃やしていない。ばんばん放り込んでガンガン焚いていないと寒いのだ、我が家は。

 なんせ我が家は、明治の初期に建てらた民家を解体移築し、極力以前のままに立て直したものだから、隙間だらけ。壁は真壁で柱と漆喰壁の合間はすーすー。床にも断熱材なんか入れていないから、風の強い時など床下から冷風が吹きあがってくる。どうしたって、今時の密閉性の高い家屋とでは暖房効果、勝負にならんのだ。なんとか床にフローリング張るとか、裏側に断熱材入れるとかしなけりゃなぁとは思うものの、時間も金もゆとりなし。無駄だぁと思いつつも、この薪浪費生活を続けるしかないわけだ。

 さて、もらって来た薪は一輪車で2台分。そんなんじゃ少ないんじゃない?トラックで持って行けば、の魔の誘いを決然と断り、山盛り2台で我慢、我慢。あとは、こまめに無駄焚きを控え、春到来まで乗り切ろう。

 

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当方、SNS事情!

2018-03-22 08:51:34 | 世の中へ

 フェースブック(FB)、もともと熱心なファン?だったわけじゃないんだが、最近、個人的にマンネリ感が強いんだよなぁ。気の利いた書き込みや美しい写真なんか、おっ、と、目を見張ることもないじゃないが、それ前にも見たパターン、ってスルーすることも増えてきた。多分、こっちのラインも同じようにあしらわれているんだろ、めっきり、イイネ!の数も減った。

 だいたい、ブログを書いてそれを自分でシェアしてFBに上げるってやり方、あまりFB的じゃないんだろうな。読む方にしてみりゃ、二手間、三手間だもの、わざわざ、ブログに跳んでじっくり読むなんて。って言うより、FBに長文は似合わないのかもしれない。たまに、これ論文か?みたいに長い書き込み出て来るんだが、つづきを読む、にぶち当たった瞬間、別の記事に進んじまうもの。多分、無意識のうちにブログ脳になっていて、数行以上のコメントは自然とシャットダウンしちまうんだろう。

 だから、FBでイイネを稼ぐには短文で気の利いた表現と目を引く画像が必須ってことになるんだろう。それはそれで、うーんと唸ったり、ニヤリとさせてもらったりで悪くないんだが、じっくり立ち止まって考えるってほどのものじゃない。そこが物足りない、ってそりゃないものねだりってことだろ。FBにゃFBの持ち味あり、ってことさ。

 FBの働きでいいと思うのは、普段なら目に入らない情報、イベントやら映画、時に重要情報が流れて来ることだな。公演・上映のご案内やクラウドファンディングのお誘いなんか、居ながらにしてアンテナの感度を上げてくれる。それと、ブロゴスとかハフポストとか日刊ゲンダイなんかの記事が唐突に出てきたりするのも悪くない。もちろん、こっちとしても菜の花座の公演やシニア演劇学校の宣伝なんか、ばんばん上げられるので、読んでくれてるかどうかは別として、目には付いているだろうから、これは助かる。ただし、FB見て、来てくれたって人は今までのところ、極めて少数だけどな。まっ、そんなもんか。FBは行動をインスパイアしない!?

 こちら的にはじり貧のFB、お友達申請のマシンガンでイイネ獲得作戦決行!なんて、する気はないので、まっ、このまま細く長く続けるってことかな、こんなもんだぜ、過度の期待は禁物!過ぎた依存は要注意!

 それじゃ、ってんでツィッターにも色気を出してみたが、渋谷のスクランブル交差点にコメント期したメモ用紙一枚置いたようなもんだ、拾い上げる奴なんていないし、誰も気づかない。踏みつけられ蹴っぽられていつの間にか消えてなくなる。フォロワーいなけりゃまさに独り言、ツィッター・つぶやきとはお見事なネーミングだよなぁ。

 ただ、それは発信する立場で考えたこと、受け手に徹すると、これは大いに役立つお道具だ。情報源が広く、コメントも深く的確な人さえ探し出せれば、ずいぶんと勉強になる。今、フォローしている人だと、評論家の津田大介とか映画評論家の町田智浩とか東京新聞の望月衣塑子とか、ぴったりずばりのツィートが目から鱗だし、リツィートも幅広くしてくれるので、たくさんの人たちの意見を知ることができてとても有意義だ。立憲民主党もフォーローしているが、こちらは、一生懸命イイネを押して、応援するって立ち位置かな。

 と、自分なりのSNS事情を振り返ってみた。僕の場合、主戦場は、なんと言ってもこのブログなんで、宣伝のしようもない。せいぜい面白い文章書いて、コツコツと読者を増やしていくしかないよなぁ。でもきっと、マンネリだせ、もっと違うネタないんか!なんて不満に思ってる人もおおいんだろうな。

 うん、わかってる。せいぜい、情報感度上げる、扱いの手練手管磨く。それ、台本書きとしても最重要課題だから。

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