踊りならなんでもあり!の「たかはたおどり祭り」いい催しだったぜ。お客さんが200ちょっと、と、少なかったのは残念だったが、文化会館「まほろ」主催、少ない人手で至れり尽くせり、でもないが、精一杯やってもらって、各団体、心地よくダンスを披露できた。
ヒップポップ、モダンダンス、クラシックバレー、よさこい踊り、フラダンス、それに菜の花座の劇中ダンス、盛りだくさん!これに日本舞踊なんかも加われば、完全門戸開放!で踊りの祭典になるなぁ!ぜひ、これからも続けて欲しい。なんなら、実行委員会方式にして、参加団体が実務を分担するやり方だっていいぜ。
それにしても、踊った人たち、終わったらさっさと帰っていったのはどうだろねぇ?頑張ったスタッフに挨拶もせず。菜の花座?もちろん、バラシの大部分手伝ったさ。そこは、舞台作り裏方の大変さを知る劇団だからね。
出演者ザクっと見てみると、フラとよさこいが熟年、ヒップポップ、モダンダンス、バレーが子供たち、って2分割だった。これって、地方の文化状況を見事に語ってるね。中間層、ほぼ脱落。いかんよなぁ、これ。若者や子育て層がもっと文化表現活動に入り込んでこないと、いつまでたっても、地方の活気は生まれない。その点、若手ヒップポップグループが質の高いパフォーマンスを見せてくれたのは救いだったな。
シニアも頑張っちゃいたけど、なんと言っても、主役は子供たち!それもヒップポップ。人数も多いし、元気に楽しく踊っていた。けっこう上手だし。見ているこっちまで体がリズム刻んでた。
ヒップポップ、子供たちやる気満々だってことは、演劇もここをもっと掘り起こさにゃならんってことじゃないか?って真剣に反省してしまった。子供たちの感性を受け止められるような、舞台、演劇、ミュージカル、踊るだけじゃなく、その興味関心を幅広く受け止めてあげる仕組みが必要だ、と感じた。そこは菜の花座が一番、可能性の近くにいるんじゃないか。若手増えてるし、ダンス取り入れてるし、なにより?僕がダンス好きだし!
菜の花座のダンスチームリーダー、下手な私たちでいいんでしょうか?なんて最後まで気後れしていたけど、そんなのまったく問題なし。楽しく踊ってたし、ネコのメイクや衣装、小道具、それに階段まで持ち込んで、他のダンスとは違う面白さを発揮できてたから。実際、拍手の熱も一番?だったんじゃないかな?ただし、子供たちをのぞけばね。て、ことで、主役はガキども!ってことで決まり!