ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

クリスマス過ぎたからシュトーレンを焼こう!

2020-12-27 10:26:34 | クッキング

 ひねくれ者め、ってわけじゃないんだ、年末のシュトーレン。

 我が家のお歳暮セットの一品に入ってるからなんだ。他にモチ3種と米も一緒に送るんでね、どうしたってクリスマス後、大晦日直前のこの時期になるってわけよ。

 さて、今年のシュトーレン、ついバターの準備が不足して慌てて買いに走る、なんてドジもあったが、他の材料、ドライフルーツやナッツ類、アーモンドプードルなんかは事前準備怠りなしで、目指した高品質のものが焼きあがった。そうだ、イーストも糖分多め生地用のものを取り寄せて使えたしね。

 たっぷりのバターと砂糖と卵、生地も上等、中身もフルーツはレーズン2種類、カリフォルニアとサルタナ、マンゴーにアプリコットにクランベリーたっぷり。あっ、いけね!自家産ドライブルーベリー入れるの忘れた。うーん、残念。ナッツもクルミにアーモンドにカシューナッツとこちらもどっさり仕込んだ。

 多糖分用だったら、こんなもんか?とイースト量を小麦粉の4%にしてみたが、この寒さ、さすがに少なすぎたようで、最初の発酵に3時間、成型後のホイロに1時間半かかっちまった。でも、慌てない、慌てない。合間の時間は米の精米と餅つきに費やして、じっくり膨らむのを待った。イーストは生き物、あちらさんの好みや都合ってもんもあるさ。

 焼き時間も190℃~200℃を愚直に守って30分、中までしっかり火も通り、表面も美しく焼きあがった。

 ここまで上手に行ったんだ、仕上げも手抜きせずに、って表面に塗るバターもたっぷり何度も重ね塗りして、放冷。冷めたら、粉糖を振りかけて完成なんだが、ここでも、一手間、荷造りの直前に化粧を施すことにした。粉糖かけて袋に詰めると、1日経つ頃にゃシュトーレンの水分で溶けてしまうからだ。

 と、言うことで、今年は思い通りのシュトーレンが仕上がった。じっくりと発酵を待ったので、中もふっくら、もちろん、ご飯も入っているから、しっとり感もあって、日持ちもするだろう。去年までのどっしり重めのものとは一味違ったさっくり感になった。

 フルーツケーキのような重厚さか、このブリオッシュのような軽やかさか、どっも悪くないって思うんだが、もらった人たちはどうだろうね。

 明日、パンを焼いて、それもセットに入れて発送する。ずいぶん手が混んでるよな。金はかけずに手間暇かける、これが我が家のお歳暮だ。

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