ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ZUMBA再開!

2021-08-09 15:42:56 | アート・文化

 1年半のご無沙汰だぜ。去年の非常事態宣言でジムがしばらく休止になって以来だからさぁ。その後、ジムは再開されたが、コロナ蔓延の中とても通う気になれず、自宅界隈をしょぽしょぽ走って、運動不足を紛らわせていた。

 11月の公演も無事済んだことだし、感染もやや下火、冬場の外走りてのもなぁ、だったら、ランニングだけは許そう、って、そっと隠れるようにしてジム通いだけは続けてきた。アクリル板で囲われたマシーン、内緒で鼻だけ出したマスク姿で軽く走り、風呂もさらっと汗流すだけ。脇目も振らず、挨拶含め無駄話し一切なしの、修行のようなトレーニングだ。

 ZUMBA?とてもとても、無理!踊れないだろ!あの狭いスタジオ空間でぎっちり詰め込まれて激しい動き、息遣い。それをマスク付けてだぜ、窒息死絶対保証。感染の不安もあるが、心はシャットダウン、ダンスなんてね、へん!だ。

 でも、先月、ワクチン2回の接種が終わって、ちょい気持ちも変わって来た。罹り難いはずだし、人様にも感染させ難いはずだよな。だったら、ZUMBA再開も? 

 ちら、と気持ちは動くも1年半のブランク、踊り心は完全にすり減っちまってる。まっ、走って筋力温存しときゃいいのさ、ジジイなんだし。

 が、菜の花座の次回公演、ダンス入れただろ。レッスン受ける団員たちの横でついステップ踏んでみて、驚愕の事実に行き当たった。なんと、体が切れない!リズムに乗れない!手足がぎこちない!うへぇぇっ!ここまで退化してたか!?こりゃヤバいぞ。このまま体も心も凝り固まって棺桶まっしぐらかよ、それってあまりに切ないぜ。それでなくとも、好奇心がどんどすり減って、興味関心の視界が狭くなって来てるてのに。

 いかん、これはいかんぞ!せめて、ダンスや音楽はお馴染みさんにしておかねば。

 よっしゃ、ZUMBA再開だぜぇ!

 恐る恐るの久しぶり、スタジオ入るのに、整理券もらってロッカー番号もチェック、ますますビビッて来るぜ。きっと曲もがらっと変わって、ついて行くの苦労するだろうな。マスク着用のダンスてのも、不安は大きいし。

 なんのなんの、始まってみたら、新しい曲はわずかに2曲!あとの10曲ほどは1年半前のまんまだよ。おいおい、いいのか?そんな旧態然で。進歩がねぇなぁ。まっ、ジムのZUMBAレッスンなんて、上手くなるためのものじゃない。楽しめりゃいいわけだからな、いいんだよこれで。

 顔振れもそれほど変化なし。お姉さん、おじさんたちの身ごなしも1年半前から上達なし、変化なし。だから、いいんだって、それで!

 で、最高齢の俺が、一番激しく、これ間違いなし、切れ味良く?これは勝手な自己評価、踊ってやった。嫌な奴だぜ!またあのジイサン、これ見よがしに踊ってるぜ、ってうざがられたな、絶対!いいのいいの、俺が後ろで煽ってやっからね、みんな、もうちょい、本気で踊ろうぜ。そうすりゃもっと上手くなるからさ、って、大きなお世話だな。

 うーん、さすがにマスクは苦しいぃぃぃぃ!鼻マスク、ってわけにゃいかんからな。掛け声なし、ってのもなんか、発散できなくて辛い。初めて踊る曲は、インストラクターの振り見ながら、追って行く。目で見て、理解して、体に伝えて、手足を動かす。これがいいんだよ、頭の体操に。目で見て、理解して、体に伝えて、手足を動かす。老化防止にゃ最適だな。

 音楽がストレートに入って来るか、ってのが不安だったが、これまったくの杞憂。レッスン始まる前から、リズムに合わせて体が動き始めてた。そう、これが大切なんだ。音が伝わってくれば、体が自然と反応する。この交歓、いつまでも忘れたくない。だから、ZUMBAは続けよう。夜、出掛けるてのが億劫だけど、ってほれ、それが老いぼれ退行現象なんだってば。

 

 


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