ステージおきたま

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通しも、ゲネもできず、ついに本番だぁぁぁぁぁ!菜の花座『ガード下魔女は踊る』

2018-12-16 07:50:57 | 菜の花座

 いつものことだって言やぁその通りなんたが、ついに今回も通し、ゲネなしで、本番当日に突入だ。あらかじめ予測はついたよな、装置が装置だから。

 間口4間、奥行き2間半のトンネル工事だもの、すんなり行くはずはないんだ。まず、吊りものが巨大だ。隠しの吊り幕はともかく、3尺幅、9間の超細長パネルを吊り下げようってんだから。しかも、こんな大物を吊るのは初めて、パネルの連接部分はたわむは、ワイヤーは長さが微妙に違うは、人形立ての付け位置を間違えるは、照明さんは色を入れ違えるは、もう、浮足立つ!ってのは、こういう状態を言うんだな。おっと、ついでにバウンダリーマイクを忘れて家に取りに戻るなんて大失態までやらかした。

 だから、色つくりに入れたのは5時過ぎ、60シーン近くを仕上げたのがなんて7時!それから夕食済ませてリハに掛かったが、歌あり踊りあり、恋あり殺人あり、おまけにタイムトラベルまで、照明のちぇっん方々、段どりを確認するだけで、退館時刻になってしまった。

 なのに、団員たちはすこぶる陽気?!いつものことで慣れちまったのか?もう自棄のやんぱちか?それもある。だが、装置も見事、照明も華やかで、思い描いた以上の出来合いにテンション上がりっぱなし!ってところなんだ。

 巨大ガードが、喧嘩腰のやりとりのすったもんだの末にも完成、作ってみなけりゃ判らなかった紗幕の天井が予測をはるかに超える見事さで仕上がり、中に仕込んだマル秘照明がこれまたずばりと決まった。このダンスシーンみりゃわかるだろ。ともかく、華やかで楽しい舞台に仕上がってきた。あとは、役者たちが元気いっぱい演じ切ること、それだけだ。

 さっ、もうここまでくりゃ気合いだぜ!装置と照明が支えてくれてる。多少の失敗はご愛敬だ、物おじせずに突っ走ろう。

 本番、本日2時開演!まだ間に合う、さっ、川西町フレンドリープラザへ!

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