ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

田植え準備、着々!

2021-05-15 15:19:45 | 米つくり

 連日のトラクターネタ、ご容赦!

 仕方ないよな、田植え週間に突入直前なんだから。

 昨年の失敗に懲りて、ボカシ肥えを控えたので色は薄めだが、苗はまずまず 順調に育っている。あと、10日かな、田植えまで。肥料、堆肥撒き、そしてトラクター耕耘は早々と済ませてある。水を入れるのに備えて、四隅の掘り起こし、これも欠かせない。なんたってトラクターのロータリー、田んぼに比べてバカでかいんでね、隅っこは耕せないんだ。そのまま水入れて代掻きすると、田植え機の爪が敵わない。すべての田んぼ、ぐるりと回って、さっ、いよいよ、問題のアタッチメントの交換だぜ。

 耕耘用のロータリーから、代掻き用の爪の短いロータリーに付け替える。これが、大の苦手!まっ、半日は苦闘する。まず、耕耘用を下ろして外す。これは造作ない。代掻き用を付ける作業、ここでいつも躓く。運転下手だからさぁ、後進運転で両アームをびたりと寄せてやるてのが、上手く行かないんだ。片方に寄ってたり、向きが直角でなかったり、もう、下手!下手!下手!

 アタッチメントの置き場所がコンクリート床なら、両端の車輪が生きるので、微妙な位置の違いはロータリーを動かして調節できる。が、我が家じゃ畑の一角、小さな鉄板なんか敷いてあるが、とてもじゃないが車輪なんて動かない。非力なジジイじゃ、満身の力振り絞っても、ピクリとも動かない。

 もう、何度でも、トラクターのドッキングを試みるしかない。よしっ、片方はまった!で喜んでんじゃないぜ。ほぉらな、反対側がはまらない。はまった片側に未練残すと、傷が深くなる。ダメな時はリセットするのが一番!人間関係と同じ、かな?やり直し。

 どういう加減が、今年は2度目でパス!おおーっ!

 3点指示の上から引き揚げバーも、ここ数年の苦い失敗を経て、一発で接続。回転を伝えるユニバーサルジョイント、うーん、重てえぞ、必死で堪えてこれまた連結完了。ここまで出来れば、後は楽勝よ。ぬかるみ走行用の鉄車輪を両側の車輪に固定する。これもまた、重いぃぃぃ!昔の農業機械は、まったくジジイに優しくない。付け替えるたんぴ、いつまでできることやら、と先行き思いやられるぜ。

 でも、なんとか、1時間、無事アタッチメント交換、終了だぜ。

 来週初めから水出して、水曜日に代掻き、水漏れ防止の波板張り巡らして、田植えは日曜日か?おっと、その前に畔の草刈りてのもあった。一日、一日、作業をこなして、試練の田植えに突入だ。

コメント
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