ステージおきたま

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負けてなるか!の10キロレース!!長井白つつじマラソン

2019-05-19 19:57:11 | ランニング

 まさかだぜ。前を走ってるのは菜の花座の仲間Nじゃないか?嘘だろ?だって、彼女、去年の山形まるごとマラソンハーフ、10キロ関門でタイムオーバー、打ち切りになった人だぜ。10キロレースで序盤ペース早いって言ったって、前走ってるっておかしくないか?こっちだって、キロ5分40秒以上で走ってるんだぜ。しかも、スタートは後ろからのはず、なのに!!!!

 ヤバい、超ヤバい!いつの間にそんな力つけたんだよ。制限時間内の完走が目標です、なんてかまととぶってぇ、もう。こりゃ絶対負けられないぜ。なんとして、追い越して、力の差を見せつけてやる。

 人間、目の前にライバルが出現すると、気力も体力も一気にヒートアップするものなんだな。坂道の登り、それまで6分/キロのペースでちんたら走ってたのが、俄然ペースアップ、並ぶことなく抜き去った。へん、どうだ、思い知ったか!と、どんどん引き離すつもりがぁぁぁ、ついて来るよ、いかん、いかんぞ、さらにスピード上げにゃ。伊佐沢の折り返し、わずかの差。よしっ、下りで勝負だ。まだ4キロ手前だが、ええいっ、行っちゃえ!キロ5分を切るハイスピード、あくまで当人の基準で、駆け下った。

 どれだけ引き離せたか、わからない。かなり離したはずだが、どこまでも不安だ。負けてなるかのど根性、これまで2年間、いつもがくっとペースが落ちるラスト3キロも俄然、快調!5分30秒ペースを保てている。が、最後の土手上直線、な、な、なんと、後ろからNらしい息づかいが聞こえてくるではないか!ま、まじかぁぁぁ、追いつかれるぞ、焦って振り向けば、それらしいライトブルーのTシャツ!ど、どうして?だって、このまま行けば、1時間切りはおろか、55分台だって出るぞ。うわぁぁぁ、抜かれたぁぁぁ!と、見れば、同じようなランニングウェア姿の男性だった。良かったぁぁぁぁぁぁ!

 お陰で、最後までペースを落とすことなく、56分12秒でフィニッシュ。去年の55分切りとは行かなかったが、ネガティブ予想の1時間ははるかに短縮することができた。ありがとう。どれどれ、どんだけ差がついたかなぁ、と、ゴール手前まで応援に出向いた。

 遅れること、6分、1時間2分でゴールだった。素晴らしい、半年前のハーフ回収がよくぞここまで頑張った。ふふふ、まっ、この6分の差が大きいだけどな。

 も一人、菜の花座からHも走った。彼は初の10キロレース。不安が大きいようだった。1時間30分の制限時間内で完走できれは、なんて、あくまで控えめの目標。たしかに、折り返し後のすれ違いはかなり後方を走っていて、完走もやや心配。制限時間ぎりぎりのゴールかと待ち受けたら、なんと、1時間10分で戻って来た。これまた、凄い!で、彼、曰く、5キロも10キロも変わりないねぇ、って、なんと自信付けちゃってぇ。次はハーフだね、って煽ったら、もう一度10キロ走ったら、ってやっぱり堅実派のHだった。

 一人黙々と走る孤独のランナーも悪くないが、仲間と一緒のラン、ってのも捨てたもんじゃないな。次回は6月9日東根サクランボマラソン。またもや、Nとの一騎打ちだ。うーん、さらに差を縮められるかも知れんなぁ。レース後の彼女の感想、ダイエットしなくっちゃ!体重すぎ!うん、まぁ、そうだけど、それでスリムになられたら、絶対負けるしぃぃぃ!いいんじゃない、ふくよかで。

コメント
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