稀に見るスピード対応だぜ！公演のポスター、チラシ、チケットが出来た。2か月以上も前に！
どうです、凄いでしょ！？って胸張る担当者。当たり前だって、もっと早くたっていいくらい。こまつ座なんて半年前からチラシ配りしてるぜ。って、文句言える立場かよ。すべては台本上がってからなんだから。誰だ？台本遅いの？
菜の花座もこれまでの個人商店から抜け出そうとしてるわけだし、ポスター張り、チラシ配布も先手、先手と行かないとね。って、ことで、昨日さっそく、高畠町内の文化交流施設に配って来た。
チラシは、ネット印刷屋さんで、何故かセール中ってことで、取りあえず3000枚、作ったってことだ。2か月半もあるから当然足りない。裏面をもう一度手直しして、リニューアル版を増す刷りする。そうだねぇ、表に比べてインパクト足りないものなぁ。
ただ、これも文句言えた義理じゃない。校正のメール、なんとなくスルーしちまったからね。だから、一切ケチ付けまいとは思ってたんだが、改訂版出すって言うから、じゃあ、直そうか、ってことで幾つかアドバイス？ダメ出し？した。
一つは、出演者の顔写真が大きすぎること。紙面の半分以上埋めている。プロ劇団で有名俳優が売りなら、それもありだろうけど、菜の花座じゃねぇぇぇぇ。顔でチケット売れる役者なんてほぼゼロだろう。写真がしゃしゃり出た分、あらすじ内容の紹介が簡略になり過ぎた。もう少し、芝居の中身がわかるものにしないと。せっかくポスター原画がど迫力のもの描いてくれたんだ、裏面も切り結べるものでなくっちゃね。あるいは、表面で不足している情報を補うって役割もある。わずか4行、40文字のコピーじゃ何がなんだかわからない、セリフの一部を抜き出すのも手だ、なんてことをズバズバと指摘させてもらった。
チケットの方は、悪くないデザインだ。ただ、開演日時等が2か所って意味ない気もするけどね。半券もぎるのは本番当日なわけだから。多分、空いたスペースふさぐための苦し紛れなんだろうけどね。
そんな内輪話しをぶちまける必要もないんだが、芝居ばかりじゃなく、チラシ作りなんかの制作面もレベルアップして欲しいから、敢えて内幕暴露だ。それと、このチラシ見た人にあらかじめ手を打っておくって意味もあるかな。
なっ、舞台を仕上げるって、作者、演出、役者、スタッフだけのことじゃないんだぜ。
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