ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ネコダンス振り付け3曲目!

2017-09-13 08:59:01 | 菜の花座

 稽古場所、普段は駅裏「生きがい交流館」なんだが、取れない時は、農村生活改善センターだったり、町中央公民館和室だったり、と、弱小アマチュア劇団の悲しさ、あちらこちらとさすらい歩くわけよ。昨日は中央公民館のホール、うへっ!大昔?の建物、天井は無駄に高くて下手に反響するし、カビとほこりがじわっと押し包んでくるような・・・舞台はあっても使えない。広いフロアだけがせめてものめっけもの。でも、今日ばかり、ここで良かった!お役立ち、!だった。

 装置さん苦労の作品階段2段を舞台の段差を利用して設置できたからねぇ。高さ1.5m、幅1.2メートル、細く高い階段だ。本番ではこの上にネコ神様の祠が建つ。その裏から登場したり、立ち回りがあったりと大活躍する階段なんだ。もちろん、ここを上がったり下ったりも頻繁、ネコの椅子にも、祭壇にさえなる。階段好きたからねぇ。宝塚みたいな大階段いつかはやってみたいって思うけど、まっ、それ無理だから、せめてこのくらいのもんで。

 ネコダンス3曲目、この階段が生きた!最上段、忽然と現れた黒猫が音楽とともに品を作りつつ降りてくる。

 えっ?ただ、歩いてるだけじゃねえか、って?いや、これカメラのタイミングが悪かっただけ。もっともっと魅力的に降りてくる。もっとも、まだ、振りを覚えてる段階だから、R先生のように妖艶に、とまでは行ってない。でも、任せなさいよ、菜の花座の花形だよ、本番にゃ、お客さんを魅了してくれるさ。

 それにしても、思いがけない振りつけだったなぁ。曲は「黒猫のタンゴ」の大人ムードバージョン、こっちとしちゃ、みっちりとタンゴを踊るものと思っていたら、ネコの仕草をふんだんに盛り込んだコミカルな味わいに仕上げてくれた。うーん、コラボレーションって、これだから大切なんだよな。思ってもみないリアクションが戻って来る。この1曲で、もう一つ魅力的な評判シーンが増えたぜ、きっと。

 ダンスの振り付けもこの曲で最後、さあて、これからは演技の方に力注いで行かにゃぁね。細かいセリフの直しや書き足し、挿入音楽の選定なんかも進めて、いよいよ、舞台全体が見えてきた。後は、役者たちが芝居と役をどこまで自分のものにしていけるかにかかってる。残り2週間と3日!頑張りどころだぜぇぇぇ。

 

 

コメント
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