ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

書けた!台本。でも、ここからが問題だった!

2016-03-09 09:30:37 | 演劇

 

 

 悩み苦しみ抜いた?1週間!ようやく『女たちの満州』書き上げた。

 とりあえずラストまでたどり着いたのは、締め切り前日の夜11時30分。でも、見直さなくちゃならないところが多々ある。特に冒頭部分、登場する娘たちのキャラクターがしっかりまとまらないままに書き始めたので、5人全員の口調が同じ、台詞も適当に振っただけ、これじゃ生きた会話は生まれてこない。それぞれ出身地を決め、それぞれの人生ストーリーも固まったので、もう一度、それに合わせて書き直す必要がある。よっしゃ、今夜はここまで!明日、明日、夜は寝る。

 翌日、朝食後、まずはブログを書く、時間が欲しいので、食べ物ネタで時間短縮。ここで迷った。走るべきか、止めて台本直しに専念すべきか?答えはすぐ出た。走っぺ!だって、もう1週間走ってないし、5日後にはフルマラソンだし。たっぷり走る時期ではないにしても、足慣らし、筋肉覚まし程度にはトレーニングしておくべきさ。

 で、結果、これ、失敗だった!台本のチェック、甘く見たなぁ。やることは決まってるから、まっ、2時間か?せいせい3時間あれば済むだろう、4時から印刷に入れば、6時半には終わる、そう計算して始めてみたら、いかん、いかん!一つ直せば、こっちも気になる。ここをいじればあっちも手直しと、結局全編にわたって重箱の隅をつつく細やかな点検作業になってしまった。いや、これ悪くはない。むしろ、何度だってやるべきことだ。ただし、事前にね。締め切り前日くたくたになってラストに到着!なんてゆとりのない仕事してるから、こんなやっつけ仕事になってしまう。いつも通り反省!

 最終チェック完了は5時半!急げ急げ!紙とインクは事前買い置いたので、その点ぬかりなし。さっ、掛かるぞぉぉ、印刷。まず表紙、色刷りなので、これをまず先に印刷、30部。次ぎに偶数ページをだだぁーっと続けざまに刷る。遅い!遅いぞプリンター!家庭用インクジェットプリンターに無理言うな!って返事は返ってこないが、悠然と作業を進めるピクサス6200。

 ページ数は本文だけで50ページ。のべにして1500枚印刷するわけだ。かなりだなぁ!偶数ページ完了。ここからは30部ずつ、裏面奇数ページを印刷する。1ページ刷り上げては、用紙を入れ替え、パソコンに印刷の指示をだし、・・・・の繰り返し、25回!1ページ分30枚の印刷にかかる時間はほぼ4分。プリンターのツィーキツィーキ、ガッチャンコって音聞きながら、この合間を縫って、飯を炊く、シチューを温める、飯をかっ込む、服を着替える、持ち物を揃える、火の元を確認する、など終了と同時に飛び出せるよう準備万端、なのに、遅い!キャノンピクサス!稽古開始は7時、なのに、すでに8時前、わっ、電話!催促だよ絶対!代表からの、まだですかぁぁぁの催促にを、後2ページ、後8分!としのぎきり、なんとか印刷完了、大慌てで車を走らせた。

 練習会場にはたくさんの団員たち、待ちくたびれたか、期待が高まったか、歓声で迎えられた。そうそう、そういう新鮮な待ちわび心が大切よ。テーブルの上に順に印刷ページを並べ、いつもの通り、人間が動く流れ作業。

 ついに、ついに、『女たちの満州』完成だぁぁぁぁぁ!

 て、ことで本読みは、公民館のタイムオーバー。1/3まで読んで次回のお楽しみとなった。なので、初読みの様子や感想は、また後日。

コメント
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