ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

食育ミュージカル:東京公演も夢じゃない?!?!

2007-03-11 18:08:39 | 暮らし

 食育ミュージカル『”いたたぎます”見つけた!』のPR、今日は山形市に次ぐ第二弾、川西町フレンドリープラザの公演だった。そう、もう、公演って言っていいと思うよ。だって、20分近いステージなんだから。前回は、交通手段の関係で三人で演じたけど、今回は地元、目一杯出よう、と頑張って、衣装・着ぐるみが完成した9人が出演した。出られなかった三人の悔しそうな顔!

 学年末試験の三日目、そして、最終日の放課後、わずか二日で、新たに作曲上がった『豆っ子三兄弟』と『グルメポップDJ』の二曲を強引に仕上げて、舞台に上げた。非道い話しだよ。ダンスの振りなんて、一度チェックしただけだから。相変わらず私の身勝手を耐えて忍んで堪えてくれた。ありがとう!

 こまいこと言えばキリはないけど、なかなかの出来だった。客席隅で見ていて、不覚!涙が溢れた。『豆っ子三兄弟』には拍手が湧いたし、『耕せ命を』には会場全体がジーンとなっていた。メインの講演が、食育カルタで食育普及活動を展開している、北海道の村田ナホ・歩ご夫妻のお話だったから、もうどんどんぴしゃりのはまり方だった。食育カルタの一枚『いただきますは命に感謝』、これってそののまま『耕せ命を』だから。

 会がはねて、部員達、頭を撫でられることしきり。観客にとっては、ちょうど孫みたいな年頃だったからね。村田ご夫妻からは、日本一の農業高校だって、褒めて頂けた。県の保健課の人や、町の健康福祉課の人たちからは、上演について打診があったし、まず、PRステージとしては、上々の成果だった。

 歌が好評だったのも嬉しいけど、登場のキャラクターや着ぐるみセリフなど、みな受けていたのが自信になったなぁ。スパゲッティーチャーの語尾を重ねるヘンテコなセリフ回し、例えば、「まあ、いやだことことこと。」なんてのが笑いをとれたので一安心。これ、かなりきわどいものねえ。置賜弁のくすぐりもばっちり。もっとも、これは客層が高齢だからかもしれないけど。子どもにゃどうだろね?

 本番に向けて、手直しの必要な所とか、新しいアィディぁなんかも見つかった。これも収穫だったね。ても、なによりは、食育に興味を持つ人、200人以上の人たちに見てもらえたってことだ。今回のプロモーションステージで、出前公演の声が掛かりそうな予感がする。

 公演後の部員たち、「北海道公演なんてできたら凄いよねぇ!」「ほんとほんと。」「それはないっしょ!」なんてやりとりしてたけど、結構、あり、かも知れない。だって、いいもの!台本も!歌も!!役者も!!!(またまた、自惚れが始まったよ。おめでたい奴だよ、まったく。)農水省の主催で、東京公演なんてね。よおーし、公演ビデオできたら、担当の部局に送っちゃおう。ということで、このブログ見た人も、いろんな所に宣伝してくれると嬉しいな。おっと、もちろん、見てからだって言う向きには、ビデオを送りますよ。

コメント
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