無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然稲作・発酵コース【長野校】『草が生えない田んぼ』

2019-06-24 11:12:13 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 



本日、

昨日は、年4回の自然菜園スクールの「自然菜園見学コース」でした。

そのご報告前に、先日の『自然稲作・発酵コース』のレポートです。


自給稲作のポイントは、
1)週一の集中のお世話で、
2)安心安全な無農薬・無化学肥料の美味しいお米を、
3)楽しく楽して育てる

ことです。

今回は、「深水による稲を育てて、草を抑えるポイント」講座の後






実際、草の生えていない田んぼを観ていただき


そのヒミツの発酵層とマコモ栽培のポイントをレクチャーし、


畦から入ってくる強烈な草(キシュウスズメノヒエ)などの対処(処理)の仕方






草が生えない仕組み(トロトロ層)を実際に手で感じてもらいました。








もう一つは、苗代ハウスでの田植え後の切りワラ&もみ殻マルチのご紹介でした。

地域によっては、
1)寒冷地や豪雪地で田んぼのワラの半分以上が田んぼに戻せない(鋤きこめない)田んぼ
2)地域の強制「中干し」で、水路に水がなく乾き過ぎてしまう田んぼ
があります。

そこで、除草終了後、稲の上から切りワラを撒いて、隙間にはもみ殻を撒いておくと、自然落水後、田の表面にワラともみ殻によって有機物マルチされるので、
強制中干しでも田が乾き過ぎず、夏の温かい水で稲刈りまでに稲わらともみ殻の分解が終わり、稲刈り後堆肥化したワラたちを鋤き込めるといった工夫を検証しています。

もう一枚の田んぼに移動して





水路整備の結果と、入水口の工夫を観ていただき、

この度この度


今年初年度の無農薬・無化学肥料の田んぼの最終除草をみんなで行いました。

最終の手取り除草は、大きくなった取り残した草(主にコナギ)を稲の根を切らないように、手の感覚で草を抜き取り、抜いた草を発酵層に入れて発酵処理してしまうものです。

この手取り除草をマスターすることができると、手の感覚で、機械や中耕除草器(田車)を使うことができるので、稲の根を傷めず、草を効率よく除草できるようになります。

この『自然稲作・発酵コース』を受講すると、
育苗方法、
除草・抑草方法
美味しいお米の育てるポイントを1年間の体験を通じて学ぶことできます。

仲間と一緒に楽しく、お米を育て自給できると、何とも言えない充実感を味わうことができます。

生きていることに感動し、生かされていることに感謝し、幸せになれるのが、自給稲作です。

次回は、
6月29日(土) PM:実習:田車除草(信更)、小麦刈り&脱穀

7月15日(月・祝) PM:自然稲作講座⑦(水管理)
田んぼの見学会(信更・大岡)




次回7/11(木)「中干しと出穂」です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

7/ 3(水)-「ニンジンのコンパニオンプランツ」「ズッキーニのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 踏み込み温床後の太陽養生処理 | トップ | 自然菜園スクール6月 自然... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然菜園スクール」カテゴリの最新記事