無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、自給自足Life。~持続可能で豊かで自然な暮らしの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

臨時自然菜園スクール(小麦の刈り取り&脱穀そして友情)

2017-07-08 00:08:54 | 自然菜園スクール
本日、


有(勇)志が見つめる先にあるものは、


3種類の小麦畑。

実は、先週余りの大雨のため、延期になっていた小麦刈りを今日決行致しました。

今後の天気とスケジュールがマッチングする小麦刈りのベストの日は今日しかありませんでした。

日本の小麦は、梅雨時に収穫を迎えます。

この10年は、上手くかわしてきたのですが、今年の春の干ばつと最近のゲリラ豪雨&台風でなかなか厳しい小麦刈りになり、
前日の呼びかけにもかかわらず、私も含めて5名もの有志(生徒さんと友人)が平日に集まりました。

小麦は18で刈れと言われるほど刈るタイミングが、品質を決め、早すぎると質が悪く、遅いとカビたり、脱粒や穂発芽で収量激減と食べられなくなるほどです。








今年は雨で刈り遅れたため、草も伸びてしまい、機械も簡単に刈るのが難しく、難儀しましたが、機械と来てくれた方々の援農で


2種類の小麦を無事脱穀までできました。


問題になったのは、ソバの後作の小麦でした。

実は、干ばつで生育がいまいちだった上に、今度の大雨で、こぼれた去年のソバが発芽し、バインダーによる機械刈りができませんでした。

あきらめかけたその時、振り返ると


今回機械を貸して下さった地元の農家さんが調子を見に来てくださいり、そのまま一緒に手刈りを手伝い始めてくれました。




それに勇気づけられた我々も一斉に鎌を片手に刈りはじめ無事、明るいうちに脱穀を終えることができました。

今日受け取ったものは、小麦刈りが無事終わった安堵感と、みんなで協力して終えることができた参加者の直向きな行為にただただ感謝でした。

機械は確かに便利なものですが、機械が便利に働けるようになるためには、草がないこと、石油があること、刈れるほどに生育が順当なことなど条件がありますが、

人が手で刈ることは、その条件が満たされない機械で刈れない条件下でも、無駄なく命(タネ)を無駄にすることなく、鎌と身体一つで十分だということと、
人の手は機械よりも働き、しかも刈っていて楽しかった、楽しむことができたことを再確認させてくれました。

機械が便利ということに反対はしませんし、機械によって終わることができのも事実ですが、
人の手は、刈る喜びと人が集まり一つのことに没頭すると思いもよろない力が湧いてくること、とても幸せで満たされました。
そして機械の凄さも再確認できました。


この畑は、元々くるみ林だっただけに、とても痩せていて、ソバ位しか育たない場所でしたが、工夫することで、野菜はまだ無理ですが、穀類など食べ物が育つようになってきております。

最後に刈った手刈りの小麦畑は、1カ月後にソバ畑になるので、米ぬかを撒いた後に、草やワラを軽く浅く鋤き込みました。
そうすることで、草もワラも土に還りやすく、次の作物を無理なく育てることができるからです。

麦わらはとても炭素の割合が高く、土に還り養分になるまでに10年ほどかかるといわれるので、ただ鋤き込むとチッソ飢餓が起き次の作物が育ちにくいので、このように痩せ地の場合は特に米ぬかを補ってから浅く、次に深く耕して、土に還りやすくすることが大切です。

自然菜園スクール(特に実践コース)では、広すぎる畑や耕作放棄地のような場所を如何に自給できる場所にしたり、回復させるかもご紹介しております。

麦ワラは、野菜の草マルチの上から仕上げとして、ワラマルチし、余ったワラは自然堆肥の材料になります。

菜園の中で、穀類だけでなく、資材も堆肥も自給できる方法をご紹介している感じです。

今日は条件という意味では、小麦にとっても、機械にとっても、集まった人数という意味でも一見すると不十分に思えますが、
実際は、心ある方々の好意と機械と人と手、そして収穫できる喜びなど十分すぎる喜びと感謝に満たされました。

とかく条件で判断しがちな日常ですが、条件だけでは計れない何かで人は動き、喜び、学び、感謝し、満たされるようです。

天気と人と機械に恵まれ充実した麦刈りができ、大感謝の一日でした。

思わず、嬉しくてブログに書いてしました。


2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

8/2(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ


田んぼの見学会は、自然菜園スクール・自然稲作・発酵コースで
7月22日(土)
自然稲作講座⑦(水管理)
田んぼの見学会(信更・大岡)


もし単発参加の場合は、ホームページよりお申し込みください。、場所と車の関係で、先着15名限定でお受けします。

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2 コメント

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小麦について (浜屋)
2017-07-08 10:39:19
小麦を決まった場所で栽培する場合、後作は何を育てるのがオススメですか?大豆やエダマメだと難しいですか。

もう1つ、今年の秋にあまり肥えていない場所で小麦を育てる予定ですが、畝は立てなくてもよいのでしょうか。

よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。 (竹内 孝功)
2017-07-11 06:56:31
浜屋さんへ

週末の泊まりがけの「自給自足Lifeスクール」などでご返信がすぐできず申し訳ございませんでした。

そうですね。

①コムギ自体の話が抜けておりますが、小麦自体は、品種や播き時がいつで収穫がいつになるかが大切で、そのタイミングと風土にあった前後作をみつけるのがポイントです。

②早生の麦と晩生エダマメ(大豆)の前後作が一般的ですが、タイミングの合う品種を見つければ、ダイズとコムギの組み合わせは最良の一つです。

難しいのは、播くタイミングと収穫タイミングが合うようにする点です。

③小麦は、肥沃で乾燥しやすい水はけのよい場所が大好きで、そのような場所では、グルテンが高い(準強力粉)が収穫でき、その反対は、育ちが悪いか(収穫量が低くなる)、グルテンが低くなる傾向が特徴です。

④畝を立てるかどうかは、肥沃かどうかでなく、水はけが良いか悪いかです。

一般的には、痩せ地はで、土寄せすると収穫量がおおくなり、肥えている場所では、土寄せしないと倒れてしまうことがあります。

昔の人は以上の理由で土寄せを必ずしました。

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