限界列島 

制度疲労の限界に近づく日本社会

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●自民党衰退の原因は実に単純 事態は絶望的

2009年09月14日 | 政治
自民党が衰退した原因をいまだに理解できていない自民党議員が、自民党の再生を叫ぶ姿は滑稽である。それこそが、自民党が衰退した原因であり、老いも若きも自民党議員全員に共通した欠陥である。

政策立案という本来業務を官僚に丸投げして、地元の票集めこそが政治だと勘違いし専念したが為に、政治家として本来働かせねばならない頭脳が、ただの選挙運動員の頭脳と等しくなってしまった。この位の話は小学生でもわかるだろう。

与党の時代には、官僚が張り付いてくれていたから、政策立案能力の無い自民党の議員であっても、なんとか政治家の体裁を保って振舞う事が可能であったが、野党となって、官僚の指導鞭撻がなくなった今は、文字通り自分の力だけでは何も出来ない、無能の人間集団となっているのである。

にも拘らず、彼等は誰も其の事には言及せず、反省しようとはしないのである。自民党衰退の原因は議員の一人一人の中にあるのであって、麻生失政や、逆風や、派閥や不景気は一因にしか過ぎないのである。麻生が退陣し、風が治まり、派閥を解消し、景気が持ち直したとしても、自民党の再生は不可能である事は自民党議員でも理解できるだろう。

「自民党」が、見事に生まれ変わり、政策立案能力を身につけ、官僚を使いこなし、真の政権担当能力のある政治家集団を目指すのかそれとも、中身はそのままで外面だけを模様替えし、延命を図り、官僚の知恵者達との談合の機会を伺おうとするか、それは自民党の勝手である。国民は、二大政党制の中で野党になった自民党をしばらくは冷静に監視できる時間を獲得した。じっくりと見守って選択すればよいのである。

官僚のサポートを失った自民党議員達の、選挙大敗直後からの、唖然とするような、想像を絶する狼狽ぶりを国民は今、毎日見せつけられ、脳裏に焼き付けようとしている。国民の其の驚きを、理解はおろか感知する事すらも出来ない程に劣化した、低レベル政治家集団、その中で育った中堅、若手の議員達もやはり気がつかないのも無理からぬ事ではある。

社会的な大パラダイムシフトを民主党が巻き起こそうとしている事など、昼行灯の自民党議員達は老いも若きもまだ気づいていないのである。その内、官僚のサポートを得られなくなった自民党議員達はマスコミの知恵を頼りとする様になるのだろうが、其のマスコミも又昼行灯に似て、まだ、民主党が、国民に向かってパラダイムの大転換を求めていることを報じようとはしていない

マスコミには、政権交代がもたらす国民への具体的な影響と、国民に求められる覚悟について正しく予測報道する役割があるのだが、残念ながらいまだに、パ、ラ、ダ、イ、ムという言葉すら耳にしない。

諸般に鑑みれば、自民党の自立更生は絶望的と云わざるをえない事態なのである。


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