銀座彩鳳堂とSTEPギャラリーで間島秀徳のKINESIS展を開催中である。間島氏によればKINESISとは、ギリシャ語が語源で、生成と消滅を同時に含んだ言葉とのことである。その作品は岩絵の具や大理石の粒子が美しく、観る者を群青の世界にいざなう。
作家は長く水をテーマにした作品を制作し続けているが、描こうとしているのはまさに生成と消滅を繰り返す宇宙なのであろう。私は思索の世界を漂うような絵が好きだが、間島氏の作品を観ながら暫しの時、哲学的な世界に浸ってしまった。
作家は長く水をテーマにした作品を制作し続けているが、描こうとしているのはまさに生成と消滅を繰り返す宇宙なのであろう。私は思索の世界を漂うような絵が好きだが、間島氏の作品を観ながら暫しの時、哲学的な世界に浸ってしまった。