丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

幼稚園時代

2009年01月22日 | 個人史
幼稚園でのできごとは他にはあまりないのだが、幼稚園時代のできごとを少々。

今の時代なら幼稚園児はお母さんが送り迎えするのが当たり前みたいだが、僕の時代にそういう風景はほとんど見られなかった。余裕のない時代でもあったり、危険が少ない時代だったからかもしれないが。
朝は兄が小学生だった関係もあって、同じ敷地ということもあって兄と一緒に出かけてはいたが、帰りは一人で帰っていた。時には友だちの家に寄ったり、市場に寄り道をしたりとかも。道路も今のように車はそんなにも通っていなかったし危ないおじさんもいなかったし。

おたふく風邪にかかって休んだこともある。まあこれまでにいわゆる伝染病にはほとんどかかったようだ。はしかも小学校の時にかかっているし、風疹は教師になってから職員室で大流行したときにうつっているし。伝染病ではないが盲腸についてはまあ長い話があるので後述するが。免疫ができる伝染病は早い内にかかった方がいいということで、あえて病気の人の所に近づくなんてことも世間では普通に行われていた。

幼稚園を休んだことで、病欠以外に1日だけ突然欠席したこともある。
町内会の社会見学で牛乳工場への見学会があって、当日の朝に参加することにしたことがあって、幼稚園に連絡のしようもなくて無断欠席。そういえば、昔は電話のある家なんてほとんどなかったから、学校や幼稚園の連絡なんてどうやっていたのだろう。無断欠席なども多かったのかもしれない。

大やけどをしたのも幼稚園時代だと思う。

ある朝、朝食をみなでとっているとき、お茶を飲もうとしてやかんをまわしてもらったのだが、やかんが熱すぎて落としてしまう。ちゃぶ台でやかんがひっくり返り熱湯がこぼれてしまい、正座していた半ズボンでむきだしの両足の上に流れてしまった。浅く座っていたからお腹にはかからなかったのだが両ひざがおおやけど。すぐに大きな水ぶくれができてしまった。
兄が大やけどした時で対処法を家族が知っていたから、ただちに手当をして大事にはならなかったが、かなりの期間ひざにはケロイド状態の痣が残ることに。

あと怪我と言えば、蜂に刺されたのもこの頃かも。ある夏の日、半ズボンの膝に変な感触があるので触ってみると蜂がそこにいた。あっと思った瞬間チクッと痛みが走って見事に刺されていた。何もしなければ刺されていなかったのかもしれないが。
数年後にもう1回蜂に刺されたこともある。家の裏に蜂の巣ができていて、駆除している最中に刺されてしまった。どちらも普通のミツバチだからよかったけれど。