「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【上 越】谷川連峰芝倉沢ミニスキー

2009-04-08 22:09:56 | 山スキー
                 谷川岳オキノ耳から見たトマノ耳

今日の谷川岳登頂者は数名でしたが、よく踏まれていて容易に登れました。谷川岳オキノ耳から先は、はっきりした踏み跡は一名のみですが、つぼ足でも沈むことなく歩けました。谷川岳から先はまた変化のある素晴らしい展望が広がり、芝倉沢も広大で一人で滑るのがもったいないようでした。

【日 程】2009年4月8日(水)日帰り
【山 域】上越
【山 名】谷川岳、一ノ倉岳
【メンバ】単独
【道 具】ミニスキー(SALEWA swing 60)、兼用靴、伸縮ストック(スキー用リング)
【天 候】晴れ
【参 考】地形図
【コース】ロープウエイ上駅(9:10)→谷川岳トマノ耳(11:40)→一ノ倉岳(13:20)→虹芝寮(14:30)→土合橋(16:00)
【切 符】青春18切符

土合駅に8時半に着いて、ロープウエイ下駅までバスを利用した。バスは土合駅8時38分発(実際は少し遅れた)なので土合駅の長い階段を登って駅前へ8分で出るのはきつかった。ロープウエイの中からは先日登った白毛門のルートが良く見えた。上駅で支度をして登りはじめる。最初の急登をこなすと谷川岳の上部の展望が開け、先に何人か登っているのが見える。西黒尾根を登っている人も一人見えた。最後の急登のところでは、最後尾でボードを背負っていかにも大変そうに登っている人に追いついた。ここでは早くも下ってくる人が二人いた。自分より後から登って来た人はいなかったようだ。

殆どの人はトマノ耳までで下ってしまい、オキノ耳まで行く人もそこから戻って来た。オキノ耳から先は、一人分の踏み跡だけ見られたが、本日歩いたものかどうかはわからない。一ノ倉岳への稜線を行くと、万太郎谷へ続く斜面や万太郎山から仙ノ倉山へと続く稜線が魅力的だった。一ノ倉岳への登りはきつかったが、つぼ足でもほとんど潜らなかったのは助かる。芝倉沢への下り口で踏み跡はいったん芝倉沢へ下りかけ、戻って茂倉岳に向かっているようだった。広大で上部は気持ちよく滑れそうな芝倉沢だが、沢が右へカーブして見えなくなる所の対岸に岩場が見えており、その先がどうなっているか不安も覚える。

芝倉沢の滑降は一気に高度を落とすと、その後が心配なので右岸をトラバース気味に下って行ったが、沢が右へカーブするあたりで結局は沢床に向かって下ることになった。幸い、カーブしてからも滑りやすい斜面が続いた。途中、岩の出ているところを見つけ、スキーを履いたままで岩に腰を下ろして一休みした。天気も良くて寒くなく、雪と岩の景観を眺めて実に気持ちが良かった。沢の下部になると両岸から何箇所かデブリがあって、右岸からの大きいものは乗り越えて行かなければならなかった。傾斜が緩くなってスキーが止まると、いったんスキーを脱いで右手をトラバース気味に登って行き、再び滑る。これをもう一度繰り返すと虹芝寮が見えた。虹芝寮からはスキーを脱いで土合橋まで長い歩きとなった。


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