来週の火曜日から、要町のカフェまめのきさんに、2週間、絵を飾らせていただく。毎年この時期にお世話になっていて、今年で3年目。
当日まであと5日!なのに、どこにも展示したことがない新作がほぼない状態で、あたしとしては珍しい。
しかも、直近の作品は埼玉県展に搬入してしまってしばらく戻ってこない。
⇒埼玉県展(第69回埼玉県美術展覧会)に初めて挑戦してみた
埼玉県展は自分を追い込むためにやったのだけれど、本気で追い込まれたなー。
日常が平穏ではなかったから、あまり描くモードになれなかった。
今までの延長で描けるものを取り急ぎ描きまくって数をそろえようかともおもったのだけれど、「そんな枠内で動くみたいなことをしてもつまらないよね。そんなことのために描いているんじゃないもん」と強気。
いま描けないのは絶対意味があることだし、だったらいっそのこと物事が崩壊して、新しいやり方をせざるをなくなるまで、待ってみようかなと、腹をくくって放置してみた。
ビクビクしながら待っていた。(正直なところ、崩壊しても、なんとかできるという最低限の大人のルールを確保できていたという前提はあるけれど)いいね、この潔さ。こういう気持ち、最近思い出している気がする。
と、昨年のまめのき個展で展示した作品を中心に、チャクラカードを作ったことを思い出した。チャクラカードとは、選んだカードごとにそのときに必要なメッセージがわかるようにしたもの。
昨年のマジカルシンフォニー展の前に勢いで作っていた。カードを作ったところで脱力してしまい、そのままにしている。
だから、今回は昨年の作品を展示しつつ、チャクラカードをデビューさせるのもありかなとおもったよ。
よく考えたら、昨年のまめのきさんに展示したタロットの絵もカードになっている。
これもいいかもね。
自身のリソースを考えたとき、絵とほかのことを同じ方向性でやっていかないと、時間的に厳しくなっている。
だから今回はある意味、実験としていいのかも。
新作もいくつかは出すつもり。
今は思いきって待てたことに満足している。待つことができてうれしい。これもありかもという面白いことをおもいついて、ほっとしたよ。
欲をいえば、こういうときにほっとした気持ちでいっぱいになってしまうのではなく、本当はただうれしいとおもう自自分でありたいなあ。
なぜってほっとするのは、びくびくと待っている緊張が解けるからであって、びくびくせずにいられたらもっといいなとおもうから、
ではまたー
◆臼村さおり twitter @saori_u
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