2歳出資馬(キャロット7月末更新)

・ブリッサドラーダ(ラドラーダ22)　父キズナ　牝馬　関東・木村

直近馬体重415キロ。リフレッシュを挟みつつも坂路入りの日数、ペースを徐々に上げてきているのは何より。
一方で馬体重は維持ベースが精一杯という感じで大きくは変わらず。残念ながら当面はこの位の数字ベースで
競馬では400キロを切らなければ良し…という水準か。これでは競馬を考えていくのは厳しく、本州移動は
秋以降で最短コースで年内デビューに間に合うか…というスケジュールかな。素材の良さは感じつつも変化が
薄いのが厳しいところ…。写真を見ると暑い時期を迎えて毛艶が良くなりシルエットも好きだけどメリハリに
欠けて同期と比較して数か月単位で遅れている印象。。駄目な可能性を覚悟しつつ長い目で見守りたい。

・ブルージュ(サンブルエミューズ22)　父ブリックスアンドモルタル　牝馬　関東・栗田

直近馬体重441キロ。入厩からゲート試験を1週間でパスして即天栄へ。この辺の流れは予想通りでゲートで
躓かずクリア出来たのは何より。馬体重情報は本州移動前の情報が最新なので、移動とゲート試験で、どの程度
減らさずに踏ん張れているかな。天栄移動後も小さくとのコメントが散見されるし、急いで競馬を考えていくという
雰囲気ではありませんが、ペース的にはまずまずのところを継続的に乗れているので進捗としては悪くないかと。
馬体写真も以前よりゆとりが出たというか、硬さ、窮屈さを感じなくなってきたし、全体的に良い方向に変わって
きてくれている感。このまま進められればお姉さんのアルセナールと同じくらいの時期にはデビュー出来そうかな。

・マイエレメント(ソードアフター22)　父エピファネイア　牝馬　関西・福永

直近馬体重484キロ。6月上旬に入厩してゲート試験も問題なくパス。その後はすぐにはしがらきへ放牧へ出さずに
在厩で何本か時計になるところを消化。まだ試し乗りという感じながら坂路で54.4-12.3、CWで84.2-11.4と
水準級の時計をマークしており、それなりに目途は立ててくれた感。その後は一旦、しがらきでリフレッシュを
挟みますが、極端に緩めることはせず7月末には帰厩し、8月25日の新潟デビューのプランが早々に出されました。
今後、デビューに向けた本格的な調整が始まって時計をどの程度詰めてこれるかですが、放牧前の時計から
全く動けない…みたいなことはないはず。しがらきのコメントも比較的前向きなものが目立つし、非常に楽しみ。
新潟のマイルで降ろすとなると、それなりに期待してくれているはずですし、福永厩舎のお手並み拝見。

・ヴィンセンシオ(シーリア22)　父リアルスティール　牡馬　関東・森

直近馬体重504キロ。5月末にゲート試験をパスして天栄へ。その後は調整自体は問題ないものの、コメントでは
少し物足りない、もっと良くなって欲しい…とのニュアンスが連発。天栄のこの手のネガコメはいつものこと
なので、そこまで深刻には捉えていませんが、本当のところはどうなんでしょうかね？糞暑い時期は無理せずに
東京とかでも良いのかな～と思っていましたが、一転8月頭に帰厩。最速で新潟の最後、若しくは中山という
ことなので、いずれにせよ8月末～9月でのデビューとなりそう。馬っぷりの良さは相変わらずですし、追加
募集となった理由にありそうな、目に見えない部分の不安…みないなものも現状は顕在化してきていませんので、
あとは本格的な追い切りが開始されてどれだけ動けるか。

・スルーザナイト(マイティ―スルー22)　父リアルインパクト　牝馬　関西・西園翔

馬体重483キロ。5月にゲート試験をパスし、しがらきに戻りましたが、口角を切ってしまい乗り運動を一時休止。
まあ、入厩は速かったものの血統的にも馬体的にも早期からガンガンというタイプとは思っていなかったので
適度に時間を掛けていくのは先々に向けては良いのではないかと。乗り運動を再開してから1か月ちょっと経ち、
現在は15－14辺りまでペースを上げてきて、その中で馬体重も増やしているのだから順調ですね。そろそろ
具体的なスケジュールが出てきても…と思いつつも馬体はまだメリハリに欠ける感じで、良化の余地を残して
いると思うので、その辺の兼ね合いを見ながらなんですかね。