土曜出走
東京10R クロッカスS ロードディフィート 田辺騎手 期待度：△
勝ち上がり後はダメージや夏負けの兆候があったものの、やや強硬的に新潟2歳Sに参戦。頭数も揃わなかったし、頭抜けた馬も
不在でしたから色気を出したくなるのは理解出来るところでしたが、レースは完調でなかったこともあり、結果は振るわず。
その上、無理が祟ってかレース後は疲れが出たことで秋競馬もパスする羽目に。昨年、帰厩後は年明けの競馬を目標にするも
仕上がり途上との判断から出走を延期して、ここまで待ちましたが、調教過程を見ていると、デビュー前よりも時計的に物足り
ないし、仕上がり一息かなという気がしますね。新潟2歳の参戦は結果的にミスジャッジだったし、今回の臨戦過程を見ても、
最初、よく正月競馬を使おうと思ったなと感じるところで、外厩との連携が取れていなさそう。厩舎の判断力、管理力にも
大いに疑問が残るし、前走後は決め手に欠けるのでダートを使うと言っていたのに、サラッと無かったことになっているのも、
どうなんだろ？馬自身は2戦目でキッチリ勝ち上がった様に、良いものは持っていると思うけど、人の問題がありそうな気が
してならない。ここは少頭数ですが、格上挑戦の立場ですし、どこまでやれるかな。使ってからという雰囲気ですが、全く
見せ場なしだと今後が苦しくなりそうなので、少しでも良いところがあれば。
中京9R 白梅賞 アルジーヌ 川田騎手 期待度：○
大きな期待をしていたデビュー戦は好位から直線でスッと抜け出しての快勝。着差はそこまでなかったし、ドスローという
こともあって時計も平凡。ただ、遅い流れの中でも折り合いは付いていたし、最後まで加速ラップを刻む中で余力がある様に
映りましたからセンスは悪くなく、先々は良くなりそうな雰囲気。あとはペースが上がった時に対応出来るか、アラアラに
なってしまうかは、やってみないと分からないところ。前走後は絶対に放牧して一息入れると思っていたけど「大きなところを
目指す為にも続けて使いたい」という中内田師の力強いコメントがあり、続戦に。ただ、専門紙のコメントでは飼い食いが悪い
との話もあり、続戦が裏目に出てしまう可能性も…。また、大きいところって普通に考えれば桜花賞を指すんだろうけど、それ
だとローテに関して少し疑問が残るんだよね。ここを勝っても例年ベースなら賞金的に桜花賞出走は厳しく、トライアルを使わ
ざる得なくなるけど、そうなると上手く権利を取れても年明け4戦目が桜花賞。だったら2月のOPを使って勝てれば本番直行
とかの方が良い気がするのだが…。まあ、そんな皮算用もここで惨敗したり、大幅馬体減で立て直しとなったら意味ないけどね。
相手関係は少頭数ながら濃い面子になっていて、これを相手に楽勝する様なら本気で桜花賞を目指すと言っても恥ずかしくない
レベルかと。あとは年明けから絶好調の川田騎手の後押しに期待したい。
日曜出走
東京9R セントポーリア賞 ドゥレッツァ C.ルメール騎手 期待度：○
前走はデビュー戦の様な幼さは見せず、直線でもしっかりと伸びて勝ち上がり。着差は僅かでしたが、2着馬も次走で勝ち
上がっており、時計的にも、まずまず評価出来るところ。それでもルメール騎手は直線で気を抜くところがあったとコメント
しており、まだまだ精神的な課題は残るところか。ここは少し間隔を空けてのレースになり、調教時計、陣営のコメントを
見ても、万全というよりは多少の余裕を残しての出走という感じ。相手も揃っており、現状でどれだけ戦えるか半信半疑な
部分はありますが、逆に勝てる様だと春に向けて大きく展望が開けます。相手関係を見渡すと、冷静に考えれば4～5番人気が
妥当と思いますが、ルメール騎手騎乗で必要以上に人気するかな。まずは先につながる競馬をするのが大事になるでしょうが、
その上で良い結果が出れば理想的ですね。
中京7R 4歳以上1勝クラス フライングバレル 岩田望騎手 期待度：○
ダート中距離の先行策で成績は徐々に安定。前走も6着に負けはしましたが、直線半ばまでは踏ん張っており、内容自体は悪く
ありませんでした。もともと小倉遠征予定のところ、メンバーを加味して中京に回ったのですが、確かに少頭数で手薄な構成
になりました。明け4歳組に減量騎手起用が多く、それらの馬達と斤量差が大きいなとは思いますが、1勝クラス突破間近という
馬は不在って感じ。加えてメンバー的に普通の競馬になれば楽にハナを切れそうでもあり、展開も味方に出来るのではないか。
当馬自身、正直、まだまだ信頼に足りるかと言うと微妙な訳ですが、それでも条件的に、ここは千載一遇のチャンスという気も
します。なんとか上手く立ち回って結果を求めたい一戦です。
小倉9R くすのき賞 ロードラディウス 秋山稔騎手 期待度：▲
勝ち上がったレースの内容は悪くなく、1勝クラスでも通用すると見ていましたが、精神面の問題もあってか苦戦気味。前走も
絶好の展開に思えましたが、前を交わせず、後ろから差されての4着。後々はわかりませんが、現時点で芝だと余程恵まれない
限りは2勝目は時間が掛かりそうな印象。それだけに、ここでダートに舵を切ってきたのはありかな。血統的にはこなせても
良さそうだし、切れ味に欠け、長く良い脚を使うタイプという点からも適正はあるのではないかと。まあ、精神面の問題がある
だけに砂を被った時にどうなるか等、不安もありますが、先ずは使ってみないことには分からないですからね。未知の要素が
多いだけに自分との戦いが中心になりそうですが、適合出来ればいきなり結果を出しても良さそうな面子ですし、色気を持って
見守りたい。
来週以降の出走予定
2月4日 東京 4歳以上1勝クラス ロードブライト 大野騎手
2月5日 東京 4歳以上2勝クラス オールフラッグ 内田騎手
2月5日 東京 銀蹄S ジレトール 坂井騎手
2月5日 東京 東京新聞杯 ナミュール 横山武騎手
2月9日 佐賀 佐賀記念 バーデンヴァイラ― 福永騎手
2月11日 東京 3歳未勝利 ルーラルハピネス 騎手未定
2月11日 東京 雲雀S フォラブリューテ 騎手未定
2月12日 東京 4歳以上2勝クラス ロードジャスティス 騎手未定
2月12日 東京 初音S ストーリア T.バシュロ騎手
2月12日 東京 4歳以上2勝クラス ロードレイライン 騎手未定
2月12日 東京 バレンタインS ロードシュトローム 内田騎手
2月18日 東京 4歳以上2勝クラス ロードバルドル 騎手未定
2月25日 中山 4歳以上1勝クラス ロードレアル 木幡巧騎手
3月4日 中山 オーシャンS ジュビリーヘッド 騎手未定
3月26日 中山 マーチS ロードヴァレンチ 騎手未定
今週は3歳馬4頭が出走。キャリアが浅いだけに未知数な面は多いですが、それが逆に楽しみな要素でもあります。シビアな
目で見ると、どれも勝つのは楽では無さそうですが、一方で良い意味で予想を上回る走りも見せてくれることもありますから、
今週はそんな良いことがないかな…と密かに期待しつつ競馬を見ていきたい。
東京10R クロッカスS ロードディフィート 田辺騎手 期待度：△
勝ち上がり後はダメージや夏負けの兆候があったものの、やや強硬的に新潟2歳Sに参戦。頭数も揃わなかったし、頭抜けた馬も
不在でしたから色気を出したくなるのは理解出来るところでしたが、レースは完調でなかったこともあり、結果は振るわず。
その上、無理が祟ってかレース後は疲れが出たことで秋競馬もパスする羽目に。昨年、帰厩後は年明けの競馬を目標にするも
仕上がり途上との判断から出走を延期して、ここまで待ちましたが、調教過程を見ていると、デビュー前よりも時計的に物足り
ないし、仕上がり一息かなという気がしますね。新潟2歳の参戦は結果的にミスジャッジだったし、今回の臨戦過程を見ても、
最初、よく正月競馬を使おうと思ったなと感じるところで、外厩との連携が取れていなさそう。厩舎の判断力、管理力にも
大いに疑問が残るし、前走後は決め手に欠けるのでダートを使うと言っていたのに、サラッと無かったことになっているのも、
どうなんだろ？馬自身は2戦目でキッチリ勝ち上がった様に、良いものは持っていると思うけど、人の問題がありそうな気が
してならない。ここは少頭数ですが、格上挑戦の立場ですし、どこまでやれるかな。使ってからという雰囲気ですが、全く
見せ場なしだと今後が苦しくなりそうなので、少しでも良いところがあれば。
中京9R 白梅賞 アルジーヌ 川田騎手 期待度：○
大きな期待をしていたデビュー戦は好位から直線でスッと抜け出しての快勝。着差はそこまでなかったし、ドスローという
こともあって時計も平凡。ただ、遅い流れの中でも折り合いは付いていたし、最後まで加速ラップを刻む中で余力がある様に
映りましたからセンスは悪くなく、先々は良くなりそうな雰囲気。あとはペースが上がった時に対応出来るか、アラアラに
なってしまうかは、やってみないと分からないところ。前走後は絶対に放牧して一息入れると思っていたけど「大きなところを
目指す為にも続けて使いたい」という中内田師の力強いコメントがあり、続戦に。ただ、専門紙のコメントでは飼い食いが悪い
との話もあり、続戦が裏目に出てしまう可能性も…。また、大きいところって普通に考えれば桜花賞を指すんだろうけど、それ
だとローテに関して少し疑問が残るんだよね。ここを勝っても例年ベースなら賞金的に桜花賞出走は厳しく、トライアルを使わ
ざる得なくなるけど、そうなると上手く権利を取れても年明け4戦目が桜花賞。だったら2月のOPを使って勝てれば本番直行
とかの方が良い気がするのだが…。まあ、そんな皮算用もここで惨敗したり、大幅馬体減で立て直しとなったら意味ないけどね。
相手関係は少頭数ながら濃い面子になっていて、これを相手に楽勝する様なら本気で桜花賞を目指すと言っても恥ずかしくない
レベルかと。あとは年明けから絶好調の川田騎手の後押しに期待したい。
日曜出走
東京9R セントポーリア賞 ドゥレッツァ C.ルメール騎手 期待度：○
前走はデビュー戦の様な幼さは見せず、直線でもしっかりと伸びて勝ち上がり。着差は僅かでしたが、2着馬も次走で勝ち
上がっており、時計的にも、まずまず評価出来るところ。それでもルメール騎手は直線で気を抜くところがあったとコメント
しており、まだまだ精神的な課題は残るところか。ここは少し間隔を空けてのレースになり、調教時計、陣営のコメントを
見ても、万全というよりは多少の余裕を残しての出走という感じ。相手も揃っており、現状でどれだけ戦えるか半信半疑な
部分はありますが、逆に勝てる様だと春に向けて大きく展望が開けます。相手関係を見渡すと、冷静に考えれば4～5番人気が
妥当と思いますが、ルメール騎手騎乗で必要以上に人気するかな。まずは先につながる競馬をするのが大事になるでしょうが、
その上で良い結果が出れば理想的ですね。
中京7R 4歳以上1勝クラス フライングバレル 岩田望騎手 期待度：○
ダート中距離の先行策で成績は徐々に安定。前走も6着に負けはしましたが、直線半ばまでは踏ん張っており、内容自体は悪く
ありませんでした。もともと小倉遠征予定のところ、メンバーを加味して中京に回ったのですが、確かに少頭数で手薄な構成
になりました。明け4歳組に減量騎手起用が多く、それらの馬達と斤量差が大きいなとは思いますが、1勝クラス突破間近という
馬は不在って感じ。加えてメンバー的に普通の競馬になれば楽にハナを切れそうでもあり、展開も味方に出来るのではないか。
当馬自身、正直、まだまだ信頼に足りるかと言うと微妙な訳ですが、それでも条件的に、ここは千載一遇のチャンスという気も
します。なんとか上手く立ち回って結果を求めたい一戦です。
小倉9R くすのき賞 ロードラディウス 秋山稔騎手 期待度：▲
勝ち上がったレースの内容は悪くなく、1勝クラスでも通用すると見ていましたが、精神面の問題もあってか苦戦気味。前走も
絶好の展開に思えましたが、前を交わせず、後ろから差されての4着。後々はわかりませんが、現時点で芝だと余程恵まれない
限りは2勝目は時間が掛かりそうな印象。それだけに、ここでダートに舵を切ってきたのはありかな。血統的にはこなせても
良さそうだし、切れ味に欠け、長く良い脚を使うタイプという点からも適正はあるのではないかと。まあ、精神面の問題がある
だけに砂を被った時にどうなるか等、不安もありますが、先ずは使ってみないことには分からないですからね。未知の要素が
多いだけに自分との戦いが中心になりそうですが、適合出来ればいきなり結果を出しても良さそうな面子ですし、色気を持って
見守りたい。
来週以降の出走予定
2月4日 東京 4歳以上1勝クラス ロードブライト 大野騎手
2月5日 東京 4歳以上2勝クラス オールフラッグ 内田騎手
2月5日 東京 銀蹄S ジレトール 坂井騎手
2月5日 東京 東京新聞杯 ナミュール 横山武騎手
2月9日 佐賀 佐賀記念 バーデンヴァイラ― 福永騎手
2月11日 東京 3歳未勝利 ルーラルハピネス 騎手未定
2月11日 東京 雲雀S フォラブリューテ 騎手未定
2月12日 東京 4歳以上2勝クラス ロードジャスティス 騎手未定
2月12日 東京 初音S ストーリア T.バシュロ騎手
2月12日 東京 4歳以上2勝クラス ロードレイライン 騎手未定
2月12日 東京 バレンタインS ロードシュトローム 内田騎手
2月18日 東京 4歳以上2勝クラス ロードバルドル 騎手未定
2月25日 中山 4歳以上1勝クラス ロードレアル 木幡巧騎手
3月4日 中山 オーシャンS ジュビリーヘッド 騎手未定
3月26日 中山 マーチS ロードヴァレンチ 騎手未定
今週は3歳馬4頭が出走。キャリアが浅いだけに未知数な面は多いですが、それが逆に楽しみな要素でもあります。シビアな
目で見ると、どれも勝つのは楽では無さそうですが、一方で良い意味で予想を上回る走りも見せてくれることもありますから、
今週はそんな良いことがないかな…と密かに期待しつつ競馬を見ていきたい。
