キャロットの1歳募集の抽選結果が出て、4頭に出資が確定。頭数的にはまずまずですし、希望度の高い馬を
キッチリ抑えられたので満足度の高い結果になってくれました。これからの成長が楽しみ!
・イーデンキ―23 父エピファネイア 牡馬 関東・宮田
馬体重448キロ→455キロ。毎年、カタログがWeb公開されると一先ず血統抜きにしてパラパラと馬体写真だけを
サッと通しで見流しているのですが、今年のファーストインプレッションで一番良いと感じたのがこの馬。
ちょっと硬めにも感じますが、トモの容積を中心に各部のボリュームが素晴らしく、それでいて重苦しさもない。
これは最優先はこいつだな…というが最初の印象でした。ただ、動画を見るとやっぱり少し硬いですし、何より
前脚が少し曲がり気味?ノーザンが上手く矯正しながら進めてくれる可能性もあるけど厩舎を含めてリスクが
あるのは間違いないタイプで、これで4000万とかなら半丁博打!みたいなノリでいけるけど、流石に7000万円と
なると…というところで一旦は除外。ただ、中間票やツアー人気を見ても空気っぽい雰囲気で一般票でも十分に
出資が叶いそうな状況ということで見直し。正直、価格に対してあまりにもリスクが高いし、厩舎も信頼が置け
ないので流石に当初考えた最優先を使う気にはなれなかったけど、横からの立ち姿が抜群に好きなので信じて
みようということで出資。1次募集が終わってみたら抽選どころか残口表示すれないレベルの売れ残りっぷりで、
もともと半信半疑なところに更に不安になってきますが、ここは最初の勘を信じて見守ります。なんか「ここの
ラーメンってめっちゃ旨いよな~」って入った店が昼時なのに自分しか客がいない…みたいな不安感を感じるけどw
・ラッキーダイム23 父ロードカナロア 牡馬 関東・黒岩
馬体重478キロ→491キロ。ロードカナロアは日本で屈指のサイヤーではありますが、初期にアーモンドアイ
という怪物を輩出したことで実態以上の評価を受けたというか、兎に角、種付け料が上がってしまいコスパ最悪
種牡馬になってしまった感。しかも、近年は適性が偏ってきて感は否めないのに、今年のキャロで募集された
産駒の価格は軒並み高く、字面ではノータイムでスルー。ただね、本当に嫌らしいというか今回のカナロア産駒は
どれも馬の出来は凄く良く思えてしまったんだよね…。その中でも当馬はお母さんがBCスプリントの勝ち馬の妹で、
明らかに短距離路線に全振りしました!みたいな血統。こういう意図がハッキリとしていう馬は個人的に大好き
ですし、それ以外のファミリーにも活躍馬がいる骨太の牝系は大物感あり。また、馬体に関してもかなり好馬体で、
胴の詰まった短いところという血統通りのタイプに映り、トモの容積や前駆の造り等、好感が持てるところです。
骨格もシッカリしているので逆に大きくなり過ぎなければ良いなと。厩舎に関しては正直、微妙なんですがキャロで
重賞を勝った管理馬パッシングスルーの子を関西に取られたことから、「ごめんね、代わりに良い馬回すからさ…」
みたいなノーザンの配慮があるのではないかと勝手に予想。正直、高い感は否めないし、ロードでこの価格で募集
されたら、「ボリ過ぎw売る気ないだろw」とか思ってしまうのだろうが、キャロの一般票で取ることが出来ると
満足感を得られる不思議w
・レッチェバロック23 父キタサンブラック 牝馬 関西・池添
馬体重446キロ→453キロ。父のキタサンブラックはイクイノックスの活躍もあって一気にトップサイヤーの地位に
上り詰めた感。それだけに産駒の値段が高くなるのは仕方ないのだけど当馬の価格設定はそれを踏まえても高いな
というのが第一印象。キタサンブラック産の牝馬募集はキャロットで他に2頭いるけど母の実績を考えて横並びで
見れば精々5000万円が良いところな気もします。この1000万円分の上乗せ?が期待値や出来の良さに拠るものか、
それともただの罠なのか…。母のレッチェバロックは字面だけ見れば2勝クラス止まりですが、デビューからの連勝の
インパクトは大きく、高いスピード能力がありそうなだけに繁殖としてのポテンシャルは楽しみな馬で化ける可能性は
あるかと。当馬は初仔ですが牝馬としては標準的なサイズ、骨格に見えるし、生まれや腰高な現状を考えればもう
一回り大きくなる余地も十分でしょう。黒光りする馬体は見栄え良く、力強さもこの時期の牝馬としては及第点ですし、
各フレームから更に良化の余地があるのではないかという期待感もありです。加えて顔もかなりの美人さんwお母さんが
ダート馬だった先入観か少し硬く感じる部分もありますが、この辺は育成過程でどう変わってくるか見ていきたい。
確かに割高感は否めないものの、出来の良さや血統的な未知のポテンシャルを含めて非常に楽しみにしています。
あとは色々言われている厩舎が無難に仕事をしてくれれば。
・サークリングⅡ23 父キズナ 牡馬 関西・斉藤
馬体重444キロ→466キロ。バツ1投下で抽選になったのは予想外でしたが無事に当選。この馬に関しては初期のピック
アップ段階で候補には挙げていたものの、「一般で拾えるかな?」という気持ち。ノーザンがわざわざ外から
引っ張ってきた馬は最近のキャロではレーベンスティールを筆頭に自分の出資馬でもジレトールや新馬勝ちした
マイエレメント等、結果も出ており、流石の相馬眼という感じ。当馬もそのお眼鏡に適ったのだから期待出来る
のでしょうが、ミーハー人のしては非ノーザンで字面に派手さのない血統に強烈に惹かれるところまではいかず、
正直言って優先権を使う気持ちにはならなかったところです。じゃあ何で申し込んだのかと言えば完全にツアーの
評判に乗せられたから。かなり評価させている方が多いみたいだし、動画の再生回数もガンガン伸びていて、よく
分かんないけど実馬を見た印象は違うのかなと…。本来ならシンハライトやラドラーダにバツ1を投下したかったけど、
票読みから難しいと諦めて投下先に迷っていたこともあって最終的に決定。馬体に関しては決して悪くはないし、
トモの容積、発達はこの時期の1歳としては上々。ただ、キズナ産駒にしては母父が出ているのか少し無骨で正直
好みではない。一方で動画で見ると、そんな無骨なイメージに反して柔らかく収縮力があると思わせる動きを
しているので、この辺が上手く活かせれば化ける可能性も。外から買ってきた馬を斉藤厩舎に入れるなら相応の
期待をしているということでしょう。あんまり下調べしてないけど行列が出来ていたラーメン屋さんに並んでみた…
みたいな感覚。その行列の順番待ち気分で成長過程を楽しみたい。あわよくば、いざ実食したら絶品であることを
祈りたいね。
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