西條君の日々徒然 (惚ける前の記憶として)

私生活をとりとめなく
1猫1犬1嫁との生活。今は山が好き。

昭和天皇のメモ?

2006年07月24日 | 日記
昭和天皇のメモと称されるものが見つかり公表されたが、本物かどうかという
疑問がのこるし、何故この時期に日経新聞がという突っ込みも入れたくなる。

私は天皇絶対主義というか、大げさなことをではなく天皇陛下(皇室)が好きだ。
阪神大震災や新潟地震の被災地においでになる両陛下の映像を見ているだけで、
素直にありがたく涙が出る。自分でも何故かわからない。
そのような育てられ方はしていないのだが。

私は田舎の古い家の育ちだが、座敷に天皇陛下の写真が飾ってあったとか
家族の者の影響を受けたとか、そういうことはなく、どちらかというと亡くなった
母(戦争体験者)は、「戦争責任は昭和天皇にある」と言い切っていた人だったし、
旧社会党委員長佐々木更三と同郷で若い頃から社会党支持でもあった。
ただ田舎の風習なのか「皇居清掃奉仕」というのがあって、親戚の叔母さんらは
旅費を積み立て何年かに1回、皇居の草むしりに出かけていた。宮内庁もそれにきちんと
対応するらしい。もちろん東京見物を兼ねてだが皇室を身近な存在と思っていたのだろう。

まあ、それはさておきそのような私だから毎週日曜の朝の「皇室アルバム」を見ている。
左よりの中国大好きの筑紫哲也のいる放送局の作ったとは思えない番組だと思う。

空気(雰囲気・ムード)に流されやすいのが日本人らしいが、そのようなとき
何を決めるわけではないが天皇の存在は大きいと思う。
私が中年のおっさんだからそう思うのかも知れないが、この国に生まれこの国と
家族を守ろうとしたとき天皇の存在はやはり大きい。

ぼんやりとした頭でこんな事を考えていたが、やはり皇室典範改正論議は慎重にも
慎重を期さなければならない。報道ステーションのコメンテーターのように男女同権
だから皇位継承権は男系男子に限る必要はないなどと、開いた口がふさがらん
ようなことは軽々しく言ってほしくない。2600年の世界中何処にもないような歴史を
天皇家の意見も聞かず、多くの国民の意見も聞かず御用学者と頭の悪い政治家だけで
急いで決めるのは絶対にやめるべきだ。


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