わたぼうし

たんぽぽキャラバン隊 活動ブログ

東郷町立東郷小学校 福祉実践教室にて公演終了

2011-10-19 16:29:22 | 公演
たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。(引き続き報告)

9月30日(金)
東郷町立東郷小学校の
福祉実践教室にて公演をしました。

5年生(93名)が、6科目から自分で選択して
2科目を体験する授業形式です。

なんと5年生の生徒の皆さんは
午前中、ずっと福祉の体験をするのです。

車いす、手話、ガイドヘルプ、
点字、高齢者、そしてわれわれたんぽぽキャラバン隊です。

2回とも、車いすとガイドヘルプが人気の体験のようでした。

「たんぽぽキャラバン隊もがんばるぞー」と
1時間15分のフルコースの公演を2回行いました。

メンバー全員驚いたのが、
参加してくれた生徒さんたちが
私たちの説明中、必死でメモをとっていたことです。

すごい支援者とかじゃないのに

キャラバン隊公演は、基本メモをとらない(とれない)
スピードで、パワーポイントを使って説明するので
メモをとるのは、大人でもかなり難しいはず・・・

でも、本当に真剣にメモをとっていました。

体験も積極的に参加してくれました。


人数も少なめなので全員参加。


アンケートの他に、感想も全員から頂きました。

なんと、「スクリーンと説明があったので
メモがとりやすかったです。」とあって
恐るべし東郷小の生徒たち
それも、まだ小学校5年生。

最後の反省会のときに、知ったのですが
東郷小では、今まで
3年生対象に、この福祉実践教室を
やっていたそうです。

他の講師の方々が
「3年生より5年生の方が、
落ち着いて話を聞いてくれてよかった。」
と言っていました。(そりゃそうだ)

そして、隣接している東郷中学校でも
同じように、6つの中から選択して福祉実践教室を
体験するそうです。

ということは、
中学卒業までに、4つの体験ができるということ

それも、たんぽぽキャラバン隊以外の講師は
障がいをもっている当事者の方々でした。

教育目標は、「ともに生きる」気持ちを培うことだそうです。

すばらしい

日本中の小学校と中学校で
必須科目にすればいいのに
と、こちらが勉強になった一日でした。


東郷町立音貝小学校にて公演しました。

2011-10-19 16:21:17 | 公演

たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。

9月29日(木)
東郷町立音貝小学校にて、
5年生対象に、公演しました。

一クラス(40名)を2回に分けて
2時間目と3時間目に分けての公演です。

音貝小学校は、今年の2月にも公演させて頂いた学校です。

前回は、体育館で寒かったので、
今回は多目的教室です。(9月なので、暑いくらいでした)



一コマ45分だったので、
自閉症とダウン症の説明と体験を多めにしました。



体験は、不器用体験と、聞こえ方体験と、見え方の体験をやりました。

45分だから、母の気持ちなどは省略しました。

「伝わるかな?」と少し心配だったのですが、
45分で、簡潔にしたのがよかったのか、逆に「伝わった感じ。」が
いつもよりありました。

シンプルに、ダイレクトに、本当に伝えたいことは
「みんなちがって、みんないい。」ということ。

みんなと、ちょっとちがって見えたり、聞こえたり
苦手なことが多いことは、
その子の努力不足とかではないんだよ。

まわりの人の
ちょっとした工夫や思いやりがあれば
こんなにも、安心するんだよ。

ということが、ちゃんと伝わったみたいで、ほっとしました。

アンケートにも、「説明と体験と両方で、すごくよくわかった。
これからも、今日教えてもらったことを生かしていきたい。」
など、わかったという感想が多かったです。

元気いっぱいに、体験に参加してくれた音貝小学校のみなさん
そして先生方、ありがとうございました。