わたぼうし

たんぽぽキャラバン隊 活動ブログ

莇生(あざぶ)保育園父母の会の公演について

2011-06-28 20:58:40 | 公演
たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。

6月1日(水)に、みよし市立莇生(あざぶ)保育園にて、
たんぽぽキャラバン隊の公演をしました。
どしゃぶりの雨の中
保護者と園児が、芝をはる作業をしたあと、
保護者の方だけホールに集まって、公演に参加してくれました。

公演自体は無事終了
公演終了後、莇生保育園父母の会の会長さんから
心温まるエピソードを聞かせていただきました。

それは、会長さんが普通高校で、
教師として、2年間担任したダウン症の生徒さんと
クラスメイトとの思い出ばなしでした。

包丁でさえ、ちゃんともつことができなかった
ダウン症の生徒が
級友たちの、理解と協力を得て、
調理師免許を取得するまでのとりくみの数々。

そのとりくみの中で、教師だった会長さんが気がついたこと。

障がいがある、この子たちを自立させるためには
もちろん、ご両親の努力も必要だろうけど
それ以上に周りの人たちの、
理解とサポートが一番必要だということ。

だから、会長として、今日父母の会のみなさんにも
キャラバン隊の公演をきいてほしかったこと。

あらゆる人達が、支え合いながら、
地域で幸せに暮らしていくために
まず、お互いを知ることが大切だと信じていること。

そんなことを、涙ながらに、
参加したみなさんに話して下さいました。

私たちのメッセージを
こんなに、実体験を交えて、話してくださって
メンバー一同、前に立っているのに、
目がうるうるしてしまいました
(これって、母の思い 追加バージョン?

毎回、思うのですが、こんな素敵な出会いがたくさんあるから
キャラバン隊を続けていけるんだなと思いました。