わたぼうし

たんぽぽキャラバン隊 活動ブログ

名東区子育て連絡会主催 うりんこ劇場での公演終了

2011-03-22 23:00:44 | 公演
たんぽぽキャラバン隊のいっせいママです。
去る3月13日(日)名東区子育て連絡会からのご依頼をいただき、
無事公演を終えることができました。

この日は、東日本大震災の発生から二日後。
被災された方々や亡くなられた方々のことを
みんなが、心配し、心を痛め、何かできることがないかと
模索始めたばかりの頃でした。

夢であってほしい。
こんなことが、起こるはずがない。
家族と描くはずだった楽しい未来予想図が
突然壊されていく悲しみ。
なんか、いっせいが重い知的障害を伴う自閉症と診断された
ときと、感情が混ざって。

でも、今はいっせいも私も家族も
生きていて、思い描いていた将来とは
かなり違っているけれど
大森さんも言っていたけど、今も
決して不幸なわけじゃない。

でも、震災で津波にあった人たちは
不条理にも、家族も家も、街も、友人も
いっぺんに無くしてしまい
もう、二度と、一緒に、どんな将来も描くことができないんだなって。

そう考えると、悲しくて仕方がない朝でした。

そんな日だったので、キャラバン隊の公演にきて下さったかたは
予定の半分。30人の予定が15人になりました。

公演自体は、参加者の方々の協力もあり無事終了。


公演終了後、会長の永田さんからすてきなプレゼントがありました。

参加者ひとりひとりからの、公演をご覧になった直後の感想
私たちも、みなさんのコメントを聴いていて、涙がでてきました。

私たちも、少しでも、誰かのこころの傷をいやすことできているんだなって。

わかり合うって、すてきなことだなって。 

名東区子育て連絡会の方々は、
本当にすてきな方たちばかりで
こんな方々に出会えて
キャラバン隊やっていてよかったねと、
メンバーみんなでハートが熱くなりました。

こんな非力な私たちだけど
被災地の方々の少しでもお力になれますように。

私たちだから、できること
きっとあるような気がすると
思いながら、帰途につきました。




三吉小家庭教育学級にて公演しました。

2011-03-01 15:15:51 | 公演
2月19日(土)三吉下公民館にて
三吉小のPTAの方や子育てクラブの皆さんの
主催で、キャラバン隊の公演をしました。

PTAのみなさん、子育てクラブの役員の方々、先生方が、
会場のセッティングから何から何まで、お手伝いして下さり
手作り感いっぱいの雰囲気のなかで、公演をしました。

約50名の5,6年生とほぼ同数の保護者の方が参加してくれました。


聞こえ方の体験のときなど、
「えーちゃんと聴いているんだけどなあ」と
思いっきり反応してくれて、嬉しかったです。

そうなのです。きっと、先生やお母さんに
「あんたの耳かっぽじって、よぉーく、きぃときや!」と言われても
いっぺんに話されたり、次から次へと言われたら、
聴いていたって聞こえないのです。

そんな体験を通して、
ひとつづつ、ゆっくり、相手の立場になって
伝えてもらえると嬉しいです。

「聴いていなかった、おまえが悪い!」ではなく、
「わかるように、伝えなかったわたしが悪い」
と、大人がまず思えれば、きっとこどもたちも
気づいてくれますよね。

今回は、PTAの役員さんや、会場に足を運んでくださった
みなさんが、「みんなちがってみんないい。」という
テーマに共感して下さって
こんなすてきな、手作りのはがきも最後に参加者全員に配ってくれました。



一枚、一枚、丁寧にスタンプが押してありました。

それは、まるで参加して下さったみなさんから
「本当に、みんなちがって、みんないいよね。」と
私たちのこどもにも、やさしく伝えてくれている気がして

自分たちから、発信しているメッセージなのに、
自分に、まるでほほえみ返しのように、
やさしさをいただき、
小春日和の土曜日の午後、
とても幸せな気持ちで公演を終えて、帰りました。

主催して下さったみなさん、どうもありがとうございました。