鎌倉1江ノ電
鎌倉2鶴岡八幡宮・高徳院大仏
鎌倉3 しらす丼・長谷寺の続きです。
昔さだまさしの歌に、縁切寺というのがありました。
「源氏山から~北鎌倉へ、あの日と同じ~道のりで、辿り着いたのは縁切寺」
私も主人も、さだまさしの歌は好きだったので、この歌もよく知っていました。
縁切り寺へ行こうとは思いませんでしたが、
でも、あの日と同じ道のりで。。の北鎌倉ってどんなところだろう。。
二人ともこの歌詞がなんとなく気になっていたんです。
長年の念願が叶って、やってきたのが、その北鎌倉でした。
北鎌倉
環境手形を使って、バスで北鎌倉までやってきた私達。
北鎌倉は、鎌倉のようにお土産屋さんがずらっと並んでいるような町ではなく、
静寂で、落ち着いた町でした。
都会の喧騒を忘れさせるような静けさの中、ひっそりと佇むお寺。
せっかく北鎌倉に来たので、鎌倉五山の中の二つのお寺に
行って見ることにしました。
円覚寺
まずは、1282年、執権北条時宗が宋から招いた無学祖元(むがくそげん)を
開山として創建された臨済宗の寺、円覚寺です。
鎌倉五山第二位の寺です。
でも、人影はまばら。。ジーンジーンと蝉の声だけが境内に響いていました。
国宝の梵鐘「洪鐘・おおがね」を見るために、階段を登って行きました。
この鐘は北条貞時の寄進によるもので、鎌倉の三名鐘の一つだそうです。
階段を登りきった所には、お茶屋がありました。
見晴らし最高の高台にあるお茶屋さん。
ちょっとここで休憩。
ところてんや、グレープフルーツジュースで一休みです。
景色が素晴らしくて、階段を頑張って登った甲斐がありました~。
。。って、もちろん国宝の鐘を見るためではあったんですけどね。
JR北鎌倉駅
円覚寺から次の建長寺まで歩いてみようかという主人の言葉。
でも、この暑さでは、熱中症おこすよ。。と
JR北鎌倉駅近くのバス停まで山沿いの静かな道を歩きました。
それだけでも、暑くて暑くて、やっぱりとても建長寺までなんて歩けません。
北鎌倉駅前にあるお店は、鳩サブレのお店と喫茶店くらい、
やっぱりちょっと寂しいかな~。
バスを待つ間に鳩サブレを買ってみました。
サクサクで、ちょうどいい甘さ、厚みのある大きいサブレです。
バス停でサブレを食べながらお茶を飲んで休憩。
しっかり、水分補給をしっかりしないとね。
縁切り寺
北鎌倉のパンフレットをもらったので見ていたら、
駅の近くに東慶寺というお寺がありました。
このお寺が、さだまさしの歌った縁切寺のようです。
かつては尼寺として栄え、寺内に駆け込んだ女性は3年間修行すれば
夫と離縁することができたらしく、 そのため「縁切り寺」「駆け込み寺」
の名で知られるようになったそうです。
もちろん行きませんでしたが、カップルで行く人がいるのかな~
知っていたら行かないだろうなぁ~、
でも、知らなかったら行ってしまうこともあるかもしれないし、
あえて挑戦するカップルもあるかもしれないですよね。
建長寺
そして、バスに乗って行ったのは、鎌倉五山第一位の
臨済宗建長寺派の大本山建長寺です。
円覚寺も建長寺も、どちらも臨済宗の本山のお寺なので、
山門や建物にどこかちょっと中国の感じがする事など、造りが似ています。
1253年、北条時頼が蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を開山として
創建した臨済宗のお寺、建長寺。
こちらの梵鐘も国宝に指定されていて、やはり、円覚寺、常楽寺とともに
鎌倉の三名鐘の一つだそうですよ。
御朱印
鎌倉、北鎌倉のそれぞれのお寺で、
主人がいつものように御朱印を頂いてきました。
鶴岡八幡宮 長谷寺
高徳院大仏殿 北鎌倉 円覚寺・建長寺
どこのお寺さんもさすが達筆ですよね~。
そして、もう一度バスに乗って鎌倉まで戻ってきました。
預けていた荷物を取って、ここから東京駅まで戻ります。
日帰りなので、そんなにゆっくりはできなかったけど
観光地として賑わう鎌倉、ひっそりと静かな味わいのある北鎌倉、
両方の鎌倉を楽しむことができました。
さよなら、鎌倉、北鎌倉。
今度は江ノ島にもゆっくり行ってみたいな~。
東京駅大丸
東京へ戻って、大丸の12階で夕食。
疲れたので、体力をつける為、今夜はうなぎ定食です。
窓から見える東京駅の明かりが綺麗、都会の灯りですね~。
前撮り写真会、鎌倉散策と楽しんだ今年の夏の東京行き、
ちょっと疲れたけど、楽しかった~。
前撮り写真会に誘ってくれた長男夫婦に感謝ですよね。
ありがとう~、楽しかったよ。