団塊の世代ですが 何か?

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念願だった青森旅行

2021-07-18 10:41:12 | 旅行

二泊三日で青森に行ってきた。

 



 

なぜ青森か? 

それは 恐山(おそれざん)に行きたかったから。

小さい時、テレビで恐山の「いたこ」の話を見た。

当時は子供だから説明を聞いていてもわからない。

でも岩石の間から赤ん坊にあげる風車がまわっていた場面を記憶している。

 

それからウン10年。

あの風車は何だったのか・・・

親より早く死んだ為に、親不孝をした罰として

小石の上にそれより大きい石を積んで塔を作るという

地獄に居る子供への慰めの風車だったんだと知った

 

 

伊丹からの飛行機1時間半。

 


7時なのに人が少ない

 

雷と雨で荒れていた大阪を抜け出して、青空いっぱいの青森空港に到着。

青森は下北半島(右側)と津軽半島(左側)がありその間に夏泊(なつどまり)半島がある。

すぐ記憶がなくなる自分の為に、ガイドさんのマスクで聞きにくいけど

頑張って聞いた情報を書く。

何しろワクチンを打ったので万歳旅行だったのではしゃぐ。

 

みちのく道路を野辺地(のへじ)に向かって。

 

ガイドさんは秋田の人で秋田の事も混ざるので途中どっちの話だんべかと思った。

コロナの影響でバス内は二人かけの所を一人で占領。

ベルトはしなさい、マスクはずっとして於いてくださいと注意ばかり。

荷物は持ちません。(コロナのため)バス席は最後まで同じ席でお願いします。

食堂も一人掛け。一人で行った価値はある。

全然気にしなくていいんだもん。バスの中でも足を伸ばしたり折りたたんだり。

 

 
 


 

野辺地は やませ(春から夏に吹く冷たく湿った東寄りの風)の影響を受けて

冷涼で冬は豪雪地帯だが此処へ鳥羽 伏見の戦いに敗れ会津で列藩同盟の中心となり

降伏した松平容保(かたもり)藩主が土地を代替えさせられる。

23万石が3万石にされ この地に17300人の藩の大移動をさせられる。

今は下北半島で一番近代的農村地帯と言われている。

リンゴの基礎を築いた人だ。

 

まず 右側にある下北半島に1200年前から続く霊山。

日本の霊山 比叡山、高野山。そして、ここ恐山。

恐山は死人の魂が集まる場所として有名だ。

慈覚大師円仁様によって開かれた。

カルデラ火山の中にあり 足元の割れ目から硫黄の臭いが立ち込め 

ボコボコと音がして不気味だ。

バスで橋を渡るとき ガイドさんが「はい、この世とお別れでーす。」

「 はい あの世に来ましたよ」

 

 


宇曾利瑚の極楽浄土をみつめて

 

地獄の山と極楽浜。小さい石積みの山。その横には風車。

普通のお寺の感覚でない。だだっ広いガラガラの岩の石と宇曽利瑚の極楽浄土。

 

本堂の横に いたこさんの看板がでている。

え?今日はお祭りではないのでいらっしゃらないのではないか?

でも折角来たんだから 観て頂こうと思った。

バスの時間もあるし 先の家族ずれはまだ終わらないかな?

 







 

 

 

先の家族が終わって私の番

終わってすぐバスへ