Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

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何を今更。 10年前に分かっていたことではないか!

2008-07-23 00:33:21 | Weblog
労働経済白書 正規雇用の拡大を 業績・成果主義「うまく機能せず」(産経新聞) - goo ニュース

「正社員が減って、労働生産性が低下した。 だから、企業に長期の人材育成を求める。」

何を今更言うか。 そんなこと、10年前から分かってた話ではないか。

派遣やバイトに長期的な教育を企業がすると思うか?

煽られるだけ煽られて、教育(=考えたり、間違って試行錯誤する時間を与えられること)されない職場に、若者が居つくと思うか?

さらに、コスト削減のためには松下系やキャノンで偽装請負してたくらいである。 企業には人材育成なんて精神は既になくなっている。

今更企業内教育というより、高校・大学の卒業資格レベルを上げるほうが人材育成には手っ取り早い。 何でもできる人材を学校の責任で作れということである。

既卒者には、改めて学ぶ場を与える方が良い。 できれば無料。 無理なら奨学金を用意して、既卒者に再び学んでもらう(できれば大学以上のレベルを)。

企業には再教育受講済みの人の採用枠を拡大してもらう。  

個性の無い人間が育つかもしれないが、個性のある人間なんて、銀座で石を100回投げて、一人に当たるかどうかでいい。 テストでいつでも、どんな科目でも常に80点が取れる確率を石100回のうち90回にすれば、日本は変われる。 

日本の大学の赤点は今でも、60点未満であろうか? テストのレベルを下げずに80点まであげたほうがいいのではなかろうか?

私の高校は赤点が確か30点だった。 アホかである。 今は違うことを信じて、すべての高校で同じ問題で赤点を80点まであげるべきである。 逆に、80点取れない人は、高卒資格を放棄して、手に職をつけたほうが良い。

理系も文系も関係ない。 高校レベルの知識で理系だの文系だの言う方がおかしい。 特に、理系が嫌いだから文系ににしたという後ろ向き文系を減らすべき。 高校程度の算数・理科の知識が無くて、付加価値の高い仕事などできるわけが無い。

日本全体の知的レベルを底上げしない限り、日本に未来は無い。

待ったの効かない問題である。 労働経済白書で問題点を出したなら、明日にでもできる対策を厚労省が出すべきである。 私の案は上記の通り。 急がば回れである。 でも、既卒者の再教育と雇用対策は真剣に且つ早急に打つべきと思う。 日本の重石になる可能性がある。


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