千里徒然

大阪吹田 暇人写真日記

Nikonの超高性能、広視界の双眼鏡

2017-05-29 22:03:06 | 望遠鏡・カメラ

先週の土曜日、天体望遠鏡博物館の観望会のお手伝いに行ってきました。

当日参加していたスタッフの注目は当日ニコンさんの好意で観望会用にと貸し出された新型双眼鏡です。

WX 7x50 IFとWX 10x50 IFの2台が博物館に届けられていました。

早速、荷物をほどいてセッテイングしたあと、その場にいたスタッフで昼間の景色での観望会となりました。

山間にある博物館なので、目標物は山の木々となってしまいますが、私にとっては、これまで見てきた双眼鏡では最高の素晴らしい見え味でした。

他の普及型の同口径の双眼鏡もいくつか持ち出しての比較にもなりましたが、他の双眼鏡では歯が立ちません。相当な違いがありました。

広視界をうたう双眼鏡は、どうしても視野の周辺の像はボケ気味になりますが、この双眼鏡では他の広視界双眼鏡よりもさらに広い視野が得られている上に、その視野の隅々までシャープな像です。

なんと表現したら良いのか、とにかく臨場感あふれる景色が広がってました。

ただし、当たり前ですが、超高性能に相応した価格設定(希望小売価格は64~67万円)になっています。

この貸与された双眼鏡、週明けに別の催しに使用されるということで、観望会終了後すぐにニコンに返却と相成りました。

 

天体観測用として開発された双眼鏡なのでしょうが、この双眼鏡でバードウォッチングしたらどんな具合かなあと、興味津々です。

 


これがその双眼鏡。見た目がゴツイです。見るからに高級そう。重量が2.4~2.5kgあるので、手持ちで観望というわけにはいきません。しっかりした三脚が必須です。


さてさて観望会? ではなく、写真撮影のモデルとしてポーズを取ってもらっているところです。


夕方には、観望会のためのセッテイングです。当日夜の観望の中心はやはり木星でした。


こちら、スライドルーフに鎮座している大望遠鏡(五藤光学25cm屈折)です。観望会でも開放されました。