年末仕事納めの後、自宅でのんきにくつろいでいたところへ訃報が入った。隣の部署の部長さんが急死したというのだ。何でも納会で散々飲んで食ったあとそのままポックリとだそうだ。よって正月早々からお葬式に出かけてきた。気の毒である。
葬式の後、自分は寝込んでしまった。症状からしてまた「ノロウイルス」とかそれ系統のヤツに違い。嘔吐と発熱で、ゼリー以外食いたくなくなる。試みに連続36時間くらい寝込んだりしたが、具合は良くならない。仕事始めは急遽有給としてしまった。食事が不味いというのは不幸なことだが、不幸中の幸いで、年末年始の暴飲暴食による体重増加も一気に解消する見込みである。
さてノロウイルス系統の風邪は胃腸に来る。夕食に食ったものがいつまでも消化されずに就寝時間の間ずっと胃内に残っている感じだ。胃がパンパンのまま夜中に何度も吐き気を催し便所へ立つ。自分は嘔吐が下手で、嘔吐してしまえば楽になるのに結局できず、気持ちの悪いまままたフトンに戻ることになる。しかしそんな症状も3日目になると大分落ち着き、とりあえず夜は眠れるようになった。
その3日目のこと。就寝中に突然息が詰まった。
「ぶほっ!」
パッチリ目が覚めた。
「この感覚はッ…!?」
なんと!こともあろうか、寝ながら吐いてしまったようだ!
しかし安心してほしい、布団にぶちまけてはおらず、モノはハムスターのごとく口腔内に留めることに成功した。昔可愛がったハムスターならびにネズミ年のご利益であろう。既に大分症状も快方に向かってきていたし、夕食から就寝までの時間も十分空けてあったせいか、逆流したのはほとんどが胃液だけであった。寝ていて面倒くさかったから、そのまま飲み込んだ。鼻の穴に侵入してきた胃液だけはかなり気分が悪くむせかえったりしたが、それでも眠いからガマンして、そのまま翌朝を迎えた。
朝、目覚めて昨晩の出来事を思い出してみて、少々ぞっとした。
そういや、ジョン・ボーナムってこれで死んだんだろう?それから小さいとき、幼稚園の同級生のママも同じ原因で死んだ。
自分が丁度1年前みたいなアル中状態であったら、あるいはさっきので死んでたかもしれないぞ。私は運がよい。
年末にぽっくり逝かれた部長さんも、特に持病を抱えていたわけではなく、急性心不全とかだそうだ。うっかりポックリだったことになる。
しかしここで思いなおす。自分はオートバイが好きだが、下手糞なくせに無理な運転ばかりしている。まともな死に方を選べないかも知れない。だから昨晩死ななかったことが幸運だったかどうかは、まだ分からない。
※ ※
しかし少なくともこの時死んでいたら、カラオケでこんなに素晴らしい歌を歌うチャンスはなかったわけであるので、まあヨシとした。
四人囃子
「UGA」というカラオケメーカーのソングラインナップは文字通りヨダレモノであった
この日これ以外に歌ったナンバーといったら、スティーリー・ダンの「Gaucho」、カンザスの「Dust in the wind」、ブラック・サバス「War pigs」等々…
いずれもまさかカラオケに入っているとは思ったこともなく、ヘルメットの中でしか歌ったことのない夢の曲ばかり。
もっと早く知っておくべきであった。
今年皆さんが、新しい、楽しい、素敵なことと出会えますように。生きてて良かったと思えますように。
と、司会者のようにまとめて終了。
葬式の後、自分は寝込んでしまった。症状からしてまた「ノロウイルス」とかそれ系統のヤツに違い。嘔吐と発熱で、ゼリー以外食いたくなくなる。試みに連続36時間くらい寝込んだりしたが、具合は良くならない。仕事始めは急遽有給としてしまった。食事が不味いというのは不幸なことだが、不幸中の幸いで、年末年始の暴飲暴食による体重増加も一気に解消する見込みである。
さてノロウイルス系統の風邪は胃腸に来る。夕食に食ったものがいつまでも消化されずに就寝時間の間ずっと胃内に残っている感じだ。胃がパンパンのまま夜中に何度も吐き気を催し便所へ立つ。自分は嘔吐が下手で、嘔吐してしまえば楽になるのに結局できず、気持ちの悪いまままたフトンに戻ることになる。しかしそんな症状も3日目になると大分落ち着き、とりあえず夜は眠れるようになった。
その3日目のこと。就寝中に突然息が詰まった。
「ぶほっ!」
パッチリ目が覚めた。
「この感覚はッ…!?」
なんと!こともあろうか、寝ながら吐いてしまったようだ!
しかし安心してほしい、布団にぶちまけてはおらず、モノはハムスターのごとく口腔内に留めることに成功した。昔可愛がったハムスターならびにネズミ年のご利益であろう。既に大分症状も快方に向かってきていたし、夕食から就寝までの時間も十分空けてあったせいか、逆流したのはほとんどが胃液だけであった。寝ていて面倒くさかったから、そのまま飲み込んだ。鼻の穴に侵入してきた胃液だけはかなり気分が悪くむせかえったりしたが、それでも眠いからガマンして、そのまま翌朝を迎えた。
朝、目覚めて昨晩の出来事を思い出してみて、少々ぞっとした。
そういや、ジョン・ボーナムってこれで死んだんだろう?それから小さいとき、幼稚園の同級生のママも同じ原因で死んだ。
自分が丁度1年前みたいなアル中状態であったら、あるいはさっきので死んでたかもしれないぞ。私は運がよい。
年末にぽっくり逝かれた部長さんも、特に持病を抱えていたわけではなく、急性心不全とかだそうだ。うっかりポックリだったことになる。
しかしここで思いなおす。自分はオートバイが好きだが、下手糞なくせに無理な運転ばかりしている。まともな死に方を選べないかも知れない。だから昨晩死ななかったことが幸運だったかどうかは、まだ分からない。
※ ※
しかし少なくともこの時死んでいたら、カラオケでこんなに素晴らしい歌を歌うチャンスはなかったわけであるので、まあヨシとした。
四人囃子
「UGA」というカラオケメーカーのソングラインナップは文字通りヨダレモノであった
この日これ以外に歌ったナンバーといったら、スティーリー・ダンの「Gaucho」、カンザスの「Dust in the wind」、ブラック・サバス「War pigs」等々…
いずれもまさかカラオケに入っているとは思ったこともなく、ヘルメットの中でしか歌ったことのない夢の曲ばかり。
もっと早く知っておくべきであった。
今年皆さんが、新しい、楽しい、素敵なことと出会えますように。生きてて良かったと思えますように。
と、司会者のようにまとめて終了。
いや、ほんと。
UGAは洋楽満載だからいいよね。
ちなみにうちの近所のカラオケ屋は
UGAを含め、6社全部のカラオケが1冊の
本で歌えるという優れものだ。
はっぴいえんどが20曲も入ってるところ
他にはないな。。。
だいぶ以前、5年くらい前かなあ。確かに全機種を歌える代わりに、キー調整だかテンポ調整だか、ガイドメロディ削除だかが出来なくって不満だった記憶があります。
今は改善されたんだろうか…。
ちなみに私は「キーは必ずオリジナル。ガイドメロディは無し」が基本です。
はっぴいえんどって、そもそも20曲もあったっけか?!